ノートパソコンのチューンアップ

'00/12/14 ネットワーク経由でインストールしたソフトが起動できない場合
'99/03/11 ノートパソコンVAIOを使い込む
'99/02/14 CDROMドライブ無しでCDROMを使う(地図ソフトの例)
<周辺機器>
  '98/11/22 FAXをイメージスキャナとして使う(出張先で使う)
  '99/03/06 安いUSB接続のビデオ会議用小型カメラ
  '99/03/06 USB接続のプリンタ(セントロニクス)ケーブル
<VAIO505EX>
  '98/10/03 B5サイズVAIO 505EX/64 使用感
  '98/11/01 VAIO 505EX/64 のパッドが絶対座標になる
  '98/10/03 Windows95を「CDROM無しで新規インストール」
  '98/10/03 RICOH PCCARDドライバ RL5C465 の組み込み手順
  '98/10/03 VAIO固有のデバイスドライバ組み込み手順
<ハード>
  '99/03/06 HDDを4.3GBに交換→HDD内容コピー
  '99/10/02 ETHERNETカード コレガ PCC-Tとその後
'97/07/06 Win95/ノートパソコン/システム文字を小さく表示

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ネットワーク経由でインストールしたソフトが起動できない場合('00/12/14)

ネットワーク経由でのソフトインストール(ノートパソコンで便利)をすることがあります。

インストールは正常にできてその場では使えたのに、他の場所でそのソフトが立ちあがらないことがありました。
この原因と対策です。

Microsof Money 2000 で発生しましたが、他のソフトでも生じる可能性があります。

<ネットワーク経由インストール>
1.デスクトップコンピュータのCDROMドライブに原本を挿入して、
  ノートパソコン側ではドライブ番号をこのデスクトップのドライブに割り当てます。
  このドライブ番号をLとしましょう。

2.ノートパソコン側で、ドライブLのCDROMからソフトをインストールします。

<現象>
 このままであれば、ソフトが正常に動作します。
 ところが、外へ持ち出してソフトを起動しようとすると、途中で無応答となり立ち上がらない。

<原因>
 ソフトのインストールに使用したネットドライブが存在しない状況で
 インストールしたソフトがドライブとフォルダ名をレジストリへ記録している場合で
 ソフトの起動時にこのインストールフォルダをアクセスしようとした場合に発生します。

 インストールに使ったフォルダが存在しないので、待っても応答が無いという原因で発生します。

<対策>
レジストリに記録されたネットワークパスを、自分のHDDのドライブ名に書き換えます。

レジストリ内の該当場所を探すには
レジストリエディタ(REGEDIT)を起動して上記1.でネットワークドライブに割り当てたネットワークパス
 \\XXXX\
の「XXXX」の部分の文字列を、各自の場合のデスクトップコンピュータ名に置き換えて検索すれば見つかります。
見つけたネットワークパス(\\XXXX\YYY)を適当なパス(C:\TEMP等)に変更して下さい。

ノートパソコンVAIOを使い込む('99/3/11)

VAIOに安くなったUSB機器を繋いで便利に使えます。

1)USBプリンタケーブル
2)USB接続カラービデオカメラ(ビデオ会議)

3)日本地図(CDROM版)を携速98で
4)LANカード
5)パッドで十分(マウス不要)

CDROMドライブ無しでCDROMを使う(地図ソフトの例)('99/2/14)

CDROMそのままのイメージをハードディスクへ作り、「ハードディスクをCDROMとして使用」
するソフトが数種市販されています。私は「携速98」を購入しました。

<利点>
・重いCDROMドライブを持ち歩かなくてよい。
・動作速度が速くなる。



CDROM専用地図ソフト「AtlasMate」を例にとってCDROMの無い VAIO505 で動作させる手順を説明します。

<手順>

1.CDROMを持ったパソコンAに「携速98」をインストール

2.このパソコンA上で、CDROM地図ソフト「AtlasMate」のイメージをハードディスクへ作成する。
  ここでは、「C:\CDROM」へイメージを作成したとする。

3.VAIOへこのイメージをコピーする。(ネットワーク経由が便利)
  同じフォルダ名称「C:\CDROM」として下さい。

4.携速98をVAIOへインストールして下さい。(ネットワーク経由が便利)
  「スタートアップ」へ携速98のショートカットをコピーしておいてください。
  (パソコンの再起動時に、自動的に携速98をスタートさせるため)

5.パソコンAのレジストリにできた「情報」をファイルにします。

  パソコンAの「スタート」→「ファイル名を指定して実行」へ「REGEDIT」と入力→「OK」
  →HKEY_LOCAL_MACHINE
  →SOFTWARE
  →Acceleration Software International Corporation   (携速98のメーカ名)
  →TzsCD
  →Beta000
  →Images
  →ATLASMATE

  →メニューの「レジストリ」→「レジストリファイルの書き出し」
  →保存場所とファイル名を指定する→「保存」

  REGEDITを終了します。

6.このレジストリ情報をVAIOのハードディスクへコピーします。(ネットワーク経由が便利)

7.VAIOで、このレジストリ情報ファイルをダブルクリックします。
  VAIOのレジストリに、CDROMイメージに関する情報が書き込まれます。

8.VAIOを「再起動」して下さい。

9.これで、CDROMが無いのに、「ハードディスク内のイメージ」をCDROMとして扱えます。

FAXをイメージスキャナとして使う(出張先で使う)('98/11/22)

FAXからパソコンへ図を送ればスキャナとしての利用ができます。
これを、電話局を経由せずに直接のケーブル接続で行う手順を説明します。
出張先での書類作成に便利です。

1.電話ケーブルを分岐するためのコネクタを使って下図のように接続します。


2.FAXに原稿をセットします。

3.パソコンでFAXソフトを起動します。

4.FAXの受話器をとり、「送信開始」ボタンを押します。

5.パソコンのFAXソフトで「手動受信」を開始します。

6.受話器にFAXの発信音が聞こえたら受話器を置き、NTT回線側の接続を切り離します。

  FAXとパソコンの通信中は、NTT回線を切り離しても問題ありません。

  NTT回線を接続したままだと、ツーツー音がノイズとしてFAX信号に加わるため受信した
  画像に細い線が表れます。

7.これで、FAXからパソコンへ画像が取り込まれました。
  ほとんどのパソコンの付属ソフトには、FAXデータの編集機能またはデータ変換機能があります。

安いUSB接続のビデオ会議用小型カメラ('99/03/06)

安価な、USB接続の小型カラーカメラ(\9,800+税)があったので購入(秋葉原)しました。
 メーカ Mustek
 形式  VCAM-300
 分解能 352×288
 接続  USB
 質量  100g(本体)+60g(ケーブル)

USB接続のプリンタ(セントロニクス)ケーブル('99/03/06)

USB接続の安いプリンタケーブル(\5,100+税)
 メーカ サンワサプライ
 形式  KPU-C36USB
 質量  120g

B5サイズVAIO 505EX/64 使用感('98/9/12)

’98年8月末VAIO 505EX/64 を購入しました。
出張用には、小さいほうが良いのですが、デスクトップと同じ操作性が無いと実用になりません。
B5サイズであればなんとか使えそうなので購入しました。

VAIOのパッドは感圧式なので誤作動が無く、また設定が細かくできるので満足しています。
現在までの使用感では、マウスは不要です。

赤外線通信で、プリンタに印刷したり、他のノートPCとファイル転送をして便利に使っています。
FDの場合は、1.4MBという容量制限がありますので大きなファイルの受け渡しが面倒ですが
赤外線通信であれば、煩わしくありません。

VAIO 505EX/64 のパッドが絶対座標になる('98/11/1)

通常は、マウスと同じ相対座標の動きですが、左または右ボタンのどちらかを押し続けている間は、
絶対座標動作となります。

お絵描きソフトの「フリーハンド」の場合などで、左ボタンを押しながら、ペンを動かせば正確な画が
描けます。

(注記)ソフトによって、この機能が活きる場合と活きない場合があります。
    DaisyArtでは、できました。

VAIO 505EX/64 にWindows95を「CDROM無しで新規インストール」('98/9/12)

VAIO用にCDROMドライブを買わずに、Windows95を新規インストールしてみました。
このためには、他のパソコンを「VAIOに接続すべきCDROMの代わり」にします。

新規インストールする理由は、VAIOのHDDをドライブCとDに分けて、ドライブDにもWindows95を
インストールするためです。(その理由はここ参照このドライブDのWindows95は、ドライブCのバックアップからの復旧に使用します。

<概略手順>

(1)VAIOの設定を印刷しておく

(2)Windos95用DOSのシステムが入ったFD(フロッピーディスク)を作成する。

(3)VAIOのHDDの内容をネットワーク経由で、他のパソコンへコピーする。

(4)上記(2)で作成したWin95−DOSシステムFDから起動後、VAIOのHDDをフォーマットする。
   領域開放→領域確保→フォーマット

(5)上記(2)で作成したWin95−DOSシステムFDから起動後、下記ファイルをVAIOのHDDへコピーする。
   ・Windows95インストール用ファイル
   ・ドライバプログラム

(6)VAIOのHDD内へコピーしたWindows95インストールプログラムを実行する。

(7)ドライバプログラムを組み込む


<FDからWindows95を新規インストールする時の問題>

(A)CDROMからのシステム復旧を前提としているVAIOで新規インストール可能か?
(B)60MB近いサイズのWindows95ファイルをどうやってFD経由でVAIOへコピーするか
(C)VAIOのPCカードのドライバRL5C465が公開されていない

というものです。
他は、通常のWindows95のインストールの場合と同じです。

1.最初にすべきことは、「VAIOの設定」を印刷しておくこと
  ドライバプログラムを確認する時に必要となります。

  「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「システム」→「デバイスマネージャ」→「印刷」

  私の場合は、ネットワーク経由で、他のパソコンのプリンタへ印刷しました。

2.FAT32対応の「Win95−DOSシステム」のFDを作ること。

  VAIOでWin95の「起動FD」を作成すれば、FAT32に対応しています。
  作成された「起動FD」の中を編集して、「Win95−DOSシステム」のFDを作ります。
  途中は、このFDを使って操作を行います。

(1)まず、下記手順でWindows95起動ディスクを作ります。

   「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→Create System Disks
    → Windows 95 起動ディスク

(2)このFDの中で、不要ファイルを削除、他に必要なファイルをコピーします。
   CONFIG.SYS、AUTOEXEC.BATファイルが編集できればよいでしょう。
   私の場合は、使い慣れた、DOSのソフトをコピーしました。

   <FDへ入れたファイルのリスト>
   ここを参照して下さい。


3.ドライブCの内容を他のパソコンのHDDへコピーしておきます。
  以下の説明では、他のパソコンの C:\VAIO\C へコピーしたものとして説明します。

  私の場合は、ネットワーク(LAN)カードを使いました。

4.Win95−DOSシステムFDから起動後、VAIOのHDDをフォーマットする。

   領域開放→領域確保→パソコン再起動→フォーマット→パソコン再起動

  以下のようにドライブを確保しました。

   C 1.6GB 基本領域 FAT32 システムファイルをインストール
   D 0.5GB 拡張領域 FAT16 データ用、ドライブスペース3で圧縮予定


5.上記3.でコピーした先の他のパソコンで、VAIOインストールに必要なファイルを準備します。

(1)C:\VAIO\C\WINDOWS\OPTIONS\CABS にコピーされたファイルは、6個のファイルが不足しています。
   別途購入等で入手したWindows95Bの中から、以下のファイルを C:\VAIO\C\WINDOWS\OPTIONS\CABS
   へコピーして下さい。
   VAIO固有のデバイスドライバをインストールする目的で、このようにしました。   

    SETUP.EXE
    SETUPBIO.EXE
    SETUPDEF.RSC
    SETUPJPN.RSC
    WINSETUP.BIN
    DOSSETUP.BIN

   最近のプリインストールされたWindows95では、これらのファイルが消されています。

(2)C:\VAIO\C\WINDOWS\OPTIONS\CABS の中身を圧縮して1つのファイルにします。
   使い慣れた圧縮ソフトを使って下さい。
   私は、LHUT32 を使って、自己解凍形式で圧縮しました。
   容量は、約56MBになりました。
   説明の便宜上、ファイル名は VAIO95.EXE としておきます。

6.次に、VAIOのHDDへファイルをコピーします。
  HDDへコピーしておけば、インストールが高速ですし、やり直しも簡単です。

(1)VAIOのCドライブに C:\WINDOWS\OPTIONS\CABS フォルダを作成します。

(2)上記5.(2)で作成した56MBのファイルのコピーには、DOS上で動作するフリーソフト
   OVRCPY.EXE を使用しました。
   この OVRCPY.EXE を、VAIOのドライブCと上記3.の他パソコンへコピーします。

(3)他パソコンの C:\VAIO\C\WINDOWS\OPTIONS\CABS で、下記を入力すれば、自動的にファイルを分割して次々と
   FDへ書き込んでくれます。

   OVRCPY VAIO95.EXE A:\

   FDは3枚程度あればよいでしょう。
   FDを再使用するためには、FDの中のファイルを消してから使います。
   他パソコンで、OVRCPY をWindows95のDOS窓から行い、FDのクリアをマイコンピュータから
   行えばよいでしょう。

(4)VAIO側では、

   OVRCPY A:\VAIO95.001 C:\WINDOWS\OPTIONS\CABS

   とすれば、FDを次々に読み込んで、元のファイルを復元してくれます。

(5)C:\WINDOWS\OPTIONS\CABSフォルダへ移動して VAIO95.EXE と入力すれば、展開されて元のファイルが復元されます。
   この VAIO95.EXE は不要となったので消して下さい。

7.さあ、いよいよWindowsの新規インストールです。

   C:\WINDOWS\OPTIONS\CABS の SETUP.EXE を実行して下さい。

  インストールは通常と同じです。

8.VAIO固有のデバイスドライバを組み込みます。

  手順は、通常の方法で良いのですが、やってみるとテクニックが必要です。
  ここを参照して下さい。

VAIO 505EX/64 Windows 95 / DOSシステムFD('98/9/12)

1.FDの内容

  IO       SYS       216,372  96-09-05  11:11 IO.SYS
  MSDOS    SYS             9  98-08-30  22:44 MSDOS.SYS
  COMMAND  COM       118,112  96-09-05  11:11 COMMAND.COM
  CONFIG   SYS           390  98-09-01  22:12 CONFIG.SYS    下記参照
  AUTOEXEC BAT           363  98-09-01  20:54 AUTOEXEC.BAT  下記参照

  HIMEM    SYS        36,647  96-09-05  11:11 HIMEM.SYS
  EMM386   EXE       136,631  96-09-05  11:11 EMM386.EXE
  EBD      SYS             0  98-08-30  22:44 EBD.SYS

  ANK16    FNT         4,096  96-09-05  11:11 ANK16.FNT
  ANK19    FNT         4,864  96-09-05  11:11 ANK19.FNT
  ANSI     SYS        10,551  96-09-05  11:11 ANSI.SYS
  BILING   SYS         3,223  96-09-05  11:11 BILING.SYS
  COUNTRY  SYS        27,360  96-09-05  11:11 COUNTRY.SYS
  DRVSPACE BIN        65,207  96-09-05  11:11 DRVSPACE.BIN
  DRVSPACE SYS         2,151  96-09-05  11:11 DRVSPACE.SYS
  FDISK    EXE        78,540  96-09-05  11:11 FDISK.EXE
  FORMAT   COM        65,031  96-09-05  11:11 FORMAT.COM
  JDISP    SYS        22,664  96-09-05  11:11 JDISP.SYS
  JFONT    SYS        22,790  96-09-05  11:11 JFONT.SYS
  JKEYB    SYS        22,487  96-09-05  11:11 JKEYB.SYS
  JKEYBRD  SYS         1,494  96-09-05  11:11 JKEYBRD.SYS
  KANJI16  FNT       260,576  96-09-05  11:11 KANJI16.FNT
  NLSFUNC  EXE         7,614  96-09-05  11:11 NLSFUNC.EXE
  SCANDISK EXE       145,716  96-09-05  11:11 SCANDISK.EXE
  SCANDISK INI         7,332  96-09-05  11:11 SCANDISK.INI
  SYS      COM        22,887  96-09-05  11:11 SYS.COM

  FD       CFG         6,514  98-09-01  21:34 FD.CFG      +--
  FD       COM         1,598  96-12-12   3:13 FD.COM      |
  FD55     COM        36,932  96-12-12   3:13 FD55.COM    |ファイラーFD
  FDCUST   COM         6,389  96-12-12   3:13 FDCUST.COM  |
  LAP      CFG            62  98-09-01  21:19 LAP.CFG     |
  LAP      EXE         8,048  92-04-10   1:15 LAP.EXE     +--
  MIFES    EXE        51,312  94-02-16   5:50 MIFES.EXE   テキストエディタ
  MS       COM        18,342  94-03-05   3:32 MS.COM      メモリマップ表示
  MS_INT   IBM         2,360  93-04-07   3:32 MS_INT.IBM
  OVRCPY   EXE        12,327  94-03-06  23:29 OVRCPY.EXE  ファイル分割コピー

        37 個          1,427,005 バイトのファイルがあります.


2.CONFIG.SYS の内容

  rem VAIO505/DOS for Windows 95

  DEVICE=A:\HIMEM.SYS /TESTMEM:OFF
  DEVICE=A:\EMM386.EXE RAM
  DOS=UMB
  DOS=HIGH
  FILES=60
  SHELL=A:\COMMAND.COM A:\ /E:1024 /P

  devicehigh=A:\biling.sys
  devicehigh=A:\jfont.sys /MSG=OFF
  devicehigh=A:\jdisp.sys /HS=LC
  devicehigh=A:\jkeyb.sys /106
  devicehigh=A:\ansi.sys

  DEVICEHIGH=A:\DRVSPACE.SYS /MOVE


3.AUTOEXEC.BAT の内容

  @ECHO OFF
  rem VAIO505/DOS for Windows 95

  REM ***** 多国語対応モジュールの組み込み *****
  loadhigh A:\nlsfunc.exe A:\country.sys

  REM ***** プロンプト・パス・ワークディレクトリの設定 *****
  prompt $e[7m$P$e[m$G
  set PATH=A:\;

  set TEMP=C:\TEMP
  set TMP=%TEMP%

  set EDITOR=MIFES.EXE
  set WHERE= -acefjLm
  set MS_INT=A:\

VAIO 505EX/64 Windows 95 / RICOH PCCARDドライバ PL5C465 の組み込み手順('98/9/12)

VAIO505では、Windows95用のPCCARDドライバが公開されていませんでした。
ところが、いじっていてわかったのですが、このドライバ「RICOH PL5C465」はVAIOのHDDの中に
最初から入っていて、新規インストールに使えます。

バックアップCDROMの PCMCIA フォルダに入っている PCMCIA.INF 97/09/05 は古いのです。

VAIOの C:\WINDOWS\INF を見ると、中に以下のファイルがあります。

PCMCIA.INF    97/09/10   PCMCIA.INF の新しいもの
PCMCIAMF.INF  97/09/05   マルチファンクションデバイスドライバ

この2つのファイルと、バックアップCDROM中の PCMCIA フォルダを合わせたファイル群を使えば
Windows95用のPCCARDドライバをインストールできます。

コントロールパネル→「ハードウェア」→「次へ」→「いいえ」→「次へ」→ハードウェアの種類「PCMCIAソケット」
→「次へ」→「ディスク使用」→上記PCMCIAファイルを入れたフォルダを選ぶ→

これで、「RICOH PL5C465 CardBus Controller」がインストールできます。

コントロールパネル→デバイスマネージャ→その他のデバイス→「PCI Card bus bridge」

があった場合は、

ドライバ→ドライバの更新

で、上記フォルダを指定すればよいでしょう。

VAIO固有のデバイスドライバ組み込み手順('98/9/12)

1.VAIO505EX 固有なドライバのメーカ名、名称  
機器名称
メーカ
ドライバ
PCMCIAソケットRICOHRL5C465 CardBus Controller
ディスプレイアダプタNeo MagicMagic Graph 128ZV+
モニターSONYPCG-505EX/505X ディスプレイパネル
モデムSONYSony Internal Modem(RCV336ACFL)
マウスInterlinkVersa Pad
サウンドESS TechnologyES1878 Plug and Play Audio Drive
フロッピーディスクSONYSony 3-Mode FDD
  VAIO固有のドライバは「バックアップCDROM」の中にあります。
  VAIO用のCDROMが無い場合には、他パソコンを使って、FD経由でVAIOの中へコピーして下さい。
  但し、PCCARDドライバは、別です。ここを見て下さい。

2.ドライバの組み込み手順は、

  「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「システム」→「デバイスマネージャ」
   →「機器(マウス、モデム、...)の左の+をクリック」
   →「ドライバ名称を左クリック」→「プロパティ」
   →「ドライバ」タブ→「ドライバの更新」→「一覧からドライバを選ぶ」→「次へ」

  ここで、使用するドライバ名称(メーカ名選択後)が表示されれば良いのですが、表示されない場合は、
  このWindows95にとってまったく新しいドライバなので、以下の手順で組み込みます。

(1)ディスプレイアダプタ、モニタ

  「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「画面」→「ディスプレイの詳細」タブ
   →「詳細プロパティ」→「アダプタ」タブ→「変更」→「ディスク使用」→「参照」

  としてから、ドライバが入っているフォルダを指定してインストールします。
  モニタの場合は、上記「アダプタ」のところを「モニタ」として下さい。

(2)マウス

  コントロールパネル「マウス」→「情報」→「変更」→「ディスク使用」→「参照」→

(3)ポート

  コントロールパネル「ハードウェア」→...→種類「通信ポート」→「OK」→COM2が追加される

  VAIO内蔵モデムは、COM2へ接続します。

(4)モデム

  コントロールパネル「ハードウェア」→「次へ」→「いいえ」→「次へ」→種類「モデム」→「次へ」
   →「モデムを一覧から選択するので検出しない」→「ディスク使用」→「参照」→

  「ファイルが無い」と表示された場合は、フォルダを選択し直して下さい。

(5)フロッピーディスク、サウンド

  コントロールパネル「ハードウェア」→...→種類「フロッピーディスク」または「サウンド」→「ディスク使用」→「参照」→

3.デバイスドライバインストールにおいての注意点

(1)IRQ、I/Oアドレス等は、自動的に設定されますので心配無用です。
   何らかのトラブルがあった時に、最初印刷したVAIO設定値と比較して下さい。

(2)コントロールパネル「システム」→「デバイスマネージャ」→「その他のデバイス」の左の+をクリック

   して表示される「不明なデバイス」は、本当の「不明」ではなくて、本来のデバイスドライバがインストール
   されていないために残るものです。
   従って、正規のドライバをインストールすれば消えます。
   というか、消してもかまいません。

(3)USBをインストールする時に、uhcd.sys が見つからないというメッセージが表示された場合は、
   参照先に C:\WINDOWS\SYSTEM を指定して下さい。

HDDを4.3GBに交換→HDD内容コピー('99/03/06)

8.45mm厚の4.3GBHDD(東芝MK4309MAT)を¥22,800+税で売っていました。
秋葉原のツクモ電機です。
こんなに安くなったとは...早速買ってきました。

  形式  MK4309MAT
  メーカ 東芝
  容量  4.3GB
  仕様  ATAPI

HDDの交換での課題は、現在使用中の「プログラムとデータをそのままそっくりコピー」することです。
1からソフトを入れなおしたのでは、元に戻るのに数週間かかってしまいます。

我が家の場合は、VAIOの他にWOOYとAPTIVAが有り、これらをLANで接続しています。
HDD交換のし易いAPTIVAを利用して、ソフトをごっそり移動させることにしました。


<概略手順>

(1)新4.3GBのHDDをAPTIVAのスレーブHDDとして仮取り付け
(2)新HDDの領域確保とフォーマット
(3)VAIOからLAN経由で、APTIVAへ仮取り付けした新HDDへファイルコピー
(4)VAIOの分解→旧HDDを外して、新HDDを取り付ける
(5)VAIOをFDから起動し、「FDISK」で領域1(Cドライブ)をアクティブにする。

これで、新HDDのVAIOが完璧に生き返ります。


<HDDをAPTIVAへ取り付けで注意>

 ノートは2.5”HDDを使用しています。
 これをデスクトップの3.5”HDDのコネクタへ取り付けるための変換コネクタを買ってきました。
 秋葉原のツクモで、
  2.5”−3.5”変換コネクタ: ¥1,280
  2.5”HDD取り付け板   : ¥580
 でした。すぐ横には、これらをセットにしたものがもっと高い値段(なぜ高い?)で置いてありました。

 HDDを良く見ると、ピンNO.の1番の印があります。
 また、コネクタ側にも1番の印があります。
 良く見て間違えないようにして下さい。接続自体は簡単です。
スレーブとするためには
変換コネクタにジャンパが必要
MK4309MATの場合
ピン1の右隣の上下ピンを短絡
Aptivaに仮取付してHDDの
内容を全てコピーする
 
 
 しかし、MK4309MATは、購入時にジャンパが無いため、マスタモードになっています。  このマスタモードのまま、APTIVAへ接続すると、元からあるマスタHDDと衝突して起動できません。 <HDDの内容のコピーはXCOPYが便利> Windows98が動いているVAIOから、新HDDを取付たAptivaへ、LAN経由で 自分の全ファイルをコピーするのにはXCOPYが便利です。 XCOPYをWindows98またはWindows95で使用した場合は、ロングファイル名、 システムファイル、ヒドンファイル等全てのファイルをコピーできます。 下記の内容の A.BAT ファイルをVAIO側で作成します。   net use X: \\APTIVA\D ?   XCOPY C:\ X:\ /C /E /I /H /K /Q /R /Y   net use X: /DELETE 1行目は、VAIO側でアクセスするAPTIVA内の新HDDのドライブ名Xを定義しています。 コンピュータ名(コントロールパネル→ネットワークで指定)は「APTIVA」とした場合です。 APTIVA内のドライブDが新HDDの場合です。 APTIVAのドライブDは「共有」指定をしておいて下さい。 「?」は、パスワードを確認するためのものです。 2行目が、VAIOのドライブCの全ファイルをAPTIVA内の新HDDへコピーする部分です。 ここで指定したオプションが重要ですので、このままとして下さい。 3行目は、1行目で定義したXを取り消すものです。 この A.BAT ファイルをエクスプローラからダブルクリックして下さい。 ファイルのコピーが始まります。2GBならば1〜2時間でコピーできます。 また、コピー中にプログラムが走らないようにプログラムを停止しておいて下さい。  ・ビールス検出  ・タスクスケジューラ  ・アプリ <VAIOのHDD交換> この交換は、自分の責任で行って下さい。 VAIOのHDD内容をすべて移した新HDDをAptivaから外して、VAIOの旧HDDと交換 します。 交換手順は、 たぬきだんなさんの http://plaza4.mbn.or.jp/~tanuki_dan_na/pcg505ka/index.htm に書かれています。最近のVAIOは若干構造が異なります(ネジの数が違ったり、コネクタの数 が違う)が、ほとんど同じです。慎重に行って下さい。 <FDISK、FORMAT> Aptivaに取り付けた後、新HDDの領域確保とフォーマットを行います。 FDISKを起動した時表示される  大容量ディスクのサポートを使用可能にしますか (Y/N)...........?[Y] には「Y」で答えておきます。 VAIOでブートさせるために基本領域を作ります。 Aptivaで行う基本領域のFORMATは、  FORMAT D: /S として、システムを転送しておいて下さい。但し、Dを新HDDのドライブ名とした場合です。 (注記)  ・これは、AptivaのOSが、VAIOと同じOS(Windows98)の場合です。  ・もし、OSが異なる場合は、     FORMAT D:   と入力した後でVAIOと同じOSで作成した「起動フロッピーディスク」から、   システムを転送して下さい。     SYS A: D:   A:がフロッピーディスクドライブ名称   D:が新HDDのドライブ名称 新HDDをVAIOに移した直後は、ドライブCがアクティブでないのでHDDからブートできません。 最初は、FDから起動して、FDISKを実行し、ドライブCをアクティブにして下さい。 このためにも、Windows98の起動ディスクを初めに作っておきます。

ETHERNETカード コレガ PCC-Tとその後('98/11/14)

LANカードをVAIO505用に購入しました。

ETHERNETケーブルに足を引っ掛けて、LANカード「コレガ PCC-T」を壊してしまいました。
パソコンは、LANカードを認識するのですが、ネットワークが接続できない。
ドライバをインストールし直しても変わらない。診断プログラムをDOS上で走らせたら、故障だという。

そこで、買ってきました。

 メーカ: 株式会社 コレガ
  形式: EtherU PCC-T
  仕様: 10BASE-T
消費電流: 70 mA
購入価格: \2,480

1年あまりの間に価格は半額になっていました。
買ったのは10MBPSのものです。100MBPS対応のものでも\6,000以下のようです。



======= '98/11買ったLANカード =======

 メーカ: 株式会社 コレガ
  形式: Ether PCC-T
  仕様: 10BASE-T
消費電流: 55 mA
購入価格: \5,390

値段が安いのと消費電流が少ないのが気に入りました。

初め、富士通のLANカードを使っていました。
このカードの代わりに、PCC−Tを差し込んだらP&Pで自動的に認識され、FDから
ドライバのインストールが正常に行われました。

ここまでは、よかったのですが、PCカード(PCMCIA)のプロパティの設定をみたところ
  自動選択 無し
  開始: 000CD000
  終了: 000DFFFF
  長さ: 00001000
となっていました。

勘違いして、「自動選択」をマークしてVAIOを再起動したところ、ネットワークが見れません。
それどころか、パソコンがハングしてしまいます。

PCC−Tを抜くと、パソコンが動作します。
富士通のLANカードとPCC−T用の両ドライバを削除

  コントロールパネル→システム→デバイスマネージャ→ネットワークアダプタ→選択して削除

して、再起動、もう一度PCC−T用のドライバを組み込みました。
これで正常に動作するようになりました。

この後に、富士通のLANカード用ドライバを再インストールしました。
これで、どちらのカードも差し込むだけで使えるようになりました。

Win95/ノートパソコン/システム文字を小さく表示('97/1/11)

ノートパソコン(画面640×480)でWin95を使用していて問題なのは、95の文字が
大きすぎるというものでした。もちろん通常のメニュー表示等の文字は大きさを変えられ
ますので問題ないのですが、俗に”ダイアログボックス”と言われるものです。

例えば、メニューで”ファイル”→”印刷”を選んだ後に表示されるパラメータ設定用の箱の
ことです。EXCEL、WORD等ではパラメータの数が少ないため、文字が大きくても
画面内に表示されますので問題ないのですが、ノートパソコンで動作するCADソフト
AUTOCAD LTの場合には、パラメータの数が多くこのボックスが巨大となり、画面に
収納できないものですからエラーとなってしまいます。

これは、システムフォントを小さくすれば解決します。
解決法は、BBS等に公開されていますが、ここに整理して掲載します。

(1)まず、Windows3.1の \WINDOWS\SYSTEM ディレクトリにある下記3ファイルを
      Win95の \WINDOWS\SYSTEM ディレクトリにコピーして下さい。
          syssfix.fon、sysspro.fon、oemsfont.fon

     ・Windows3.1からUPGRADEした場合には、残っているはずですので
       確認して下さい。

     ・このファイルはWindows95インストールディスクの圧縮されたアーカイブ中
      (CABファイル)にも存在していますが、標準インストールでは組み込まれません。

(2)regedit.exeを起動します。
      スタート→ファイル名を指定して実行→”regedit.exe”→OK

(3)下記のようにして

      HKEY_LOCAL_MACHINE→CONFIG→0001→DISPLAY→SETTING

      へ辿り着きます。

(4)まず、設定をバックアップしておきます。
      レジストリ→レジストリファイルの書き出し→”ファイル名を指定します”→保存

(5)NEC用の場合ここで下記の変更を行います。
      項目を選択後→編集→変更 の操作により内容を変更します。

      fixedfon.fon の設定値 vgafix.fon を syssfix.fon
      fonts.fon    の設定値 vgasys.fon を sysspro.fon
      oemfonts.fon の設定値 vgaoem.fon を oemsfont.fon

      (注記)DOS/V系でも同じようにできます。
              フォントファイルの確認を忘れずに...

(6)regedit.exe終了後、コンピュータを再起動すれば、システム文字が小さくなります。

こうすることによる弊害は1つ有りました。
”ヘルプ”→”キーワードで検索” 画面のみ行間が詰まってしまうことです。
実用上は問題ありません。

レジストリ変更後の状態を上記(4)の方法で書き出しておいてください。
保存された.REGファイルをダブルクリックするのみでレジストリに書き込め(復旧でき)ます。

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