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わたしの名前は「ピーちゃん」です。 いつも池のこいと遊んでいます。 生まれは1991年5月頃、女の子です。 思い起こせば、遠い昔5月、木曽川の河原 ひとりぼっちで捨てられていた小さな小さな鳥... 娘が、かわいくてかわいくて手放せなかった鳥... 与えた小魚を夢中で食べた鳥... まだ小さいのに脱走した鳥... 近所で人懐っこいカルガモが歩いていたよと言われた鳥... 近づくと戻ってきた鳥... 成長にともないカルガモの特徴がはっきりしてきた鳥... 人間と思い込んでいる鳥... |
ビデオ | 1羽のひな鳥との出会い 1991年5月18日木曽川の河原 再生時間78秒、サイズ1MB |
図鑑で鳥の種類を調べている間ピーちゃんは好き勝手... 1991年5月18日家の中で撮影 再生時間42秒、サイズ0.5MB |
9歳半のピーちゃん(最後の写真となった) ●2001年1月11日、ピーちゃんが突然いなくなりました。 我が家に9年8ヶ月暮らしていたのですが、 忽然と消えてしまったのです。 成長して、自然に帰ったのですからうれしいことですが 悲しい気持ちがどうしても消えません。 犬、ねこの怖さを知らないので心配しています。 ピーちゃんの特徴は (1)いつも一人で行動する。 人間と思っているようで同類と一緒になれない。 (通常のかるがもはペアで行動しますが) (2)人なつっこいが、神経質、慎重です。 (3)歩くときびっこ (4)飛べます。 (5)小柄 |
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●当日と翌日には近くの公園にうずくまっていたのを小学生が見つけ 手を出したところ噛みついたようです。 平べったい口なのでけがはしませんが... その後飛んで行ったとのことです。 ■2001年12月19日20:00頃(1年弱経過) わが家の北東数100mのところで、道路の真ん中にいたかるがもを タクシー運転手が捕らえ、明くる朝10:00頃木曽川へ放したとの話を 友人から聞いた。 人懐っこさ、また脱走した日にいた公園の近くであることからピーちゃん らしいのですが...1年近く経って戻ってくるのか?疑問 |
●1月19日には、数km南の川の合流点でピーちゃんの特徴 を持つ鳥を偶然見ました。 近づいたのですが結局飛んで逃げました。 1月23日18:00頃には、わが家の東数kmの小川のそばの 道路の真ん中にうずくまっていたという電話を受けました。 人なつっこかったのですが、飛んで逃げたとのことです。 特徴からピーちゃんらしいのですがはっきりしません。 4月15日朝わが家から南南西10kmの小川にいるという連絡 まもなく飛んで行ったとのこと。 念のため行ってみたところ、かるがもが2匹なかよく 泳いでいました。1匹は大きくオスのようで、もう1匹 は小さくメスのようでした。 この2匹の顔にはピーちゃんにない線模様がありました。 かるがもでも顔の模様がいろいろあるんですね... |
8年3ヶ月のピーちゃん | 人間の歳ではいくつなのか? | ||||
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羽をつくろうピーちゃん、水の中でも外でも |
カルガモは、雄と雌が同じ色をしています。 <ピーちゃんとの出会い>
━━ビデオ━━ 1991年5月18日 木曽川の河原 1羽のひな鳥との 出会い 再生時間78秒 サイズ1MB |
1991年5月18日、木曽川の河原です。 川幅が600mぐらいあって、カルガモの営巣地(中州)もあります。 が、たまに事故で離れ離れになる小鳥がいます。 ほんとの偶然の機会です。 河原に誰か置いていったとしか思えない状態でした。 人が大勢いる場所に、孵化したばかりの弱った小鳥がいたのでした。 かわいそうになって持ち帰り、図鑑で調べたりぺットショップで聞いて カルガモとわかりました。 |
━━━━━ビデオ━━━━━ 図鑑で鳥の種類を調べている間 ピーちゃんは好き勝手... 1991年5月18日家の中で撮影 再生時間42秒、サイズ0.5MB |
えさもペットショップで聞きました。 あひるとかニワトリのえさでよいようです。 配合飼料、ゆで卵の黄身、青菜、 雑草(芝生とか)や、ミミズが好物です 我が家のカルガモは、最初の夜は死にそうでした。 弱って、寒そうにふるえていました。 目も閉じていて少ししか目を開けませんでした。 えさも少ししか食べませんでした。 暖めてやりました。 一晩越したら元気になりました。 |
1週間後、たらいで水浴び |
ひなのころ「ピーピー」鳴いたので娘が「ピーちゃん」と名付けました。 大きくなってからは、あひると同じで「ガーガー」鳴きます。 ただ、甘えるときは「ぴぴぴ」とか「ココココ」です。 飛べるようになるのは、だいたい2〜3ヶ月です。 我が家のカルガモは、自分を人間と思い込んでしまったようで、 他のカルガモに慣れませんでした。雌ですが。 また、賢いようで、自分より弱いと思う人間には向かっていきます。 未だに猫を怖がりません。 下水に落ちたカルガモの雛を愛鳥家の連絡で育てようとした時も 家のカルガモは、その雛をつつくありさまでした。 この雛は不幸にも死んでしまいましたが... また、近くの家で飼っていたカルガモの雄と交配させようとして 同じ小屋にいれたら、雄をつついてけんかばかりでした。 現在は、我が家の庭に、池と網の覆いを作って飼っています。 脱走を3回ぐらいしました。 人なつっこい鳥です。 大きくなると、雪の降る冬でも池の中に浮かんで寝ています。 凍傷にならないようです。 なにせ、水が好きな鳥です。 それから、小さいときは羽に油をつけることが十分でないようで、 長時間水に入れません。 現在は、池の水が数日で汚くなります。 池がカルガモのせっちん(トイレ)代わりになっていますので、 水替えを毎週行います。 |