2005年8月 BBTVは新システムに移行しました。 8M契約でもモデムは Trio3-G に無償で交換となりました。 以下は、もう過去のシステムとなった8Mモデムの場合の経験です。 |
2004/10/02 BBTVの構成 |
2004/10/02 インターネットアクセスへのBBTVの影響 |
2005/01/06 BBTV付属ルータの問題 ←試行錯誤でだいぶ解決した。残件は @VPN接続終了処理が変? AICMP "destination unreachable"パケットが到達しない Bその他 |
2004/12/12 BBTV付属ルータを使う場合のMTU(最大許容パケットサイズ) |
2004/10/02 BBTV付属ルータに問題があるので代わりにバッファロー BLR2-TX4L を使えないか? |
2005/01/06 BBTV付属ルータ問題を一時的に克服する(BBフォンTAとルータ BLR2-TX4L を短時間切替) |
2005/01/06 BBフォンTAとルータ BLR2-TX4L を切替えるスイッチ |
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2005年8月 BBTVは新システムに移行しました。 8M契約でもモデムは Trio3-G に無償で交換となりました。 以下は、もう過去のシステムとなった8Mモデムの場合の経験です。 BBTVは局舎に設置した装置から映像データを通信で流すシステムです。 通信と放送が一体になっています。電子ビデオならば一時停止/早送り/巻戻しがリモコンからできます。 私の環境(ADSL実質速度4.5Mbps)ではだいたいスムースなのですが、ごくたまに映像が一瞬停止することがあります。 また、通常は起こりませんがADSL回線の具合が悪くなっていた時には映像がカクカクとした動きとなり 音声も途切れ途切れになったことがありました。この場合には通信速度が遅くなっています。 ADSL通信速度が落ちた場合、そのままにしておくと復旧には長い時間がかかります。 通信速度を復旧するにはADSLモデムの電源を切り→入りすると、通信速度が回復し映像も正常になります。 短時間OFFにするだけでOKです。 BBTVのサービスエリアはここです。 BBTVは下記のように配線します。送られてくるセットトップボックス(STB)とルータを使います。 http://www.bbtv.com/top/whats/whats_bbtv.html
Yahoo! BBは各ユーザにグローバルIPアドレスを2個割当 可能としています。 1個はBBフォンに割当られます。 残り1個をBBTVとパソコンのアクセスで共用します。 BBTVとパソコンでグローバルIPアドレスを共有するために ルータが付属しています。 BBTV付属ルータは2004/9/18配布品で メーカ名: コレガ 形式: BAR Pro3 BBTV でした。 |
清水理史さんの記事 清水理史の「イニシャルB」 [2004/08/24]第114回:ブロードバンドテレビの魅力を探る その1 4th MEDIAとBBTVのサービス内容を比較 [2004/08/31]第115回:ブロードバンドテレビの魅力を探る その2 4th MEDIAとBBTVの導入難易度を比較する [2004/09/07]第116回:ブロードバンドテレビの魅力を探る その3 4th MEDIAとBBTVの操作性、画質を比較する によると伝送帯域は2種類あって自動的に切換わるとのことです。 標準画質:MPEG-2 2Mbps 高画質:MPEG-2 4Mbps 以下はわが家の場合です。 <BBTV付属ルータを使う前> パソコンからみたADSL速度: 4.5MB/s〜5MB/s 測定サイト: http://homepage2.nifty.com/oso/speedtest/ <BBTV付属ルータを使うと> @BBTVを見ていない時でも1.2MB/s〜2MB/sまで通信速度が落ちている。
BBTV付属ルータが周期的に帯域を占有している? 速度が時間とともに大きく変化している。 |
時間的に一様に速度が遅い。 |
2005年8月 BBTVは新システムに移行しました。 8M契約でもモデムは Trio3-G に無償で交換となりました。 以下は、もう過去のシステムとなった8Mモデムの場合の経験です。 2005/01/06 いろいろ試してBBTV付属ルータ コレガ BAR Pro3 BBTV が使えるようになりました。 未だ若干の問題が残っていますが... 現状の説明と使い込むための対策は、下記を参照して下さい。 =============== ここから ================ TVは見えたのだけれど他に障害が... BBTVに付属してきた専用ルータ Corega BAR Pro3 BBTV の問題らしい。 この付属ルータを使わないとTVが見えないし... 下記が問題とならない人もいるでしょうが、私の場合は困った。 =========== ここまでは導入当初の状況 ============ 1)今まで使っていたのはバッファローのルータ BLR2-TX4L で下記が問題なくできた。 @HP閲覧、メール送受信 ABBS BCISCO VPNクライアントで会社ネットワークへ接続できた。 CNetMeetingでのTV電話ができた。 D強力なVPNソフト SoftEther が使用できた。 わが家は初期の頃加入したのでYahoo! BBは「8M契約、横型モデム+BBフォンTA」 2)BBTV付属ルータ Corega BAR Pro3 BBTV では @CISCO VPNクライアントで会社ネットワークへ接続できない。 →送信データカウントは進むが、受信データカウントが全く進まず0のままであった。→(*1)で解決 →Windows MeはVPN接続できて、Windows XPはVPN接続ができない。→(*2)原因判明 (バッファローのルータBLR2-TX4Lの場合は標準設定のままでVPNが通った。しかもEnable transparent tunneling無関係) (*1)Cisco VPN Client ソフトの設定で解決した。(たじさん 2004/11/7) <結論> ・□Enable transparent tunnelingのチェックを外す。 Cisco VPN Clientを起動→[Options]→「Properties...」 →「□Enable transparent tunneling」のチェックを外す→「OK」 <説明> ・□Enable transparent tunnelingをマークするとVPN失敗 ・DMZは設定不要 ・バーチャルサーバ設定も不要 BBTV付属ルータで「VPNパススルー」を指定しない場合はCISCO VPN CLIENT で Enable transparent tunneling を 有効としても無効としてもVPNが通らないし、「VPNパススルー」を指定した場合は Enable transparent tunneling を無効としてVPNが通る。 (バッファローのルータBLR2-TX4Lの場合は標準設定のままでVPNが通った。しかもEnable transparent tunneling無関係) <その他> CISCO VPNクライアント関連情報 (*2)Windows MeのデスクトップパソコンからVPN接続をした。その後、Windows XPのノートブックパソコンからVPN接続 しようとしたができなかった。いろいろ調べて原因がやっとわかりました。(2004/12/12判明) 設定の問題ではなくて、順序の問題(最初のVPN接続のみ受け付ける。その後他の機器を受け付けない)でした。←不良 <結論> VPN接続パソコンを切替える時にはBBTV付属ルータの電源を短時間切る必要がある。 ファームウェアの改善が必要 <説明> ・BBTV付属専用ルータ Corega BAR Pro3 BBTV は、電源投入後最初に受け付けたVPN接続を実行する。 ・そしてそのパソコン(MAC?)を記憶しているように推測される。 ・VPN接続が終了しても終了処理が完全に終わらず残骸が残るのか? ・後からVPN接続しようとした他のパソコンは接続できない。 ←不良 ・BBTV付属専用ルータ Corega BAR Pro3 BBTV の電源を切って再度投入すれば最初に戻る。 ・パソコン1台でVPN接続している場合には、このトラブルには気付きません。 <他のルータ> バッファローのルータBLR2-TX4Lの場合は、VPN接続が終了していれば他の機器のVPN接続処理を受け付ける。←これが本当だ。 Aこの掲示板へ書き込む時、文字数が多い(478文字以上)と掲示板へ書き込めない(無応答)。 掲示板の表示の方は正常なのだが... スカイマークエアラインのホームページ http://www.res.skymark.co.jp/reserve2/ へ接続できない(無応答)。(くっくさん解決 2004/11/27) (バッファローのルータBLR2-TX4Lならばこんな現象は生じない。パソコンのネットワーク設定も標準のままで問題がなかった。) <結論> 2004/12/12 パソコンのMTUを変更するか、またはBBTV付属専用ルータ Corega BAR Pro3 BBTV のWAN側MTUを変更する。 (バッファローのルータBLR2-TX4Lならばこんな必要は無い。標準のままでOK) ・パソコンのMTUを変更する場合 NetTune(みーのホームページ)等を使ってMTU=1452に設定する。 ・BBTV付属専用ルータ Corega BAR Pro3 BBTV のMTUを変更する場合 設定画面→アドバンスド設定→WAN側の設定→MTU値に1452を記入→「設定」 →この後電源コードを抜いて5秒待ち再び電源を接続する。(必須) ファームウェアの改善が必要と判断される。 ここでは、BBTV付属ルータ BAR Pro3 BBTV のMTU=1500のままとして、パソコンのMTU=1452とした。 <調査> DOSプロンプトで下記コマンドを実行してパケットの許容最大サイズ(MTU)を確認します。 >ping -f -l 1424 www.ylw.mmtr.or.jp 1426までは正常応答が返ったが、1427にするとエラーとなった。MTU=1426+28=1454となる。 NetTune(みーのホームページ)を使ってMTU=1454を設定したが http://www.res.skymark.co.jp/reserve2/ をアクセスできなかった(無応答)のでMTU=1452に変更した。これでアクセスできた。 <説明> Windows XPとMeの両方についてパケットの許容最大サイズ(MTU)を調べた。 通信相手は同じ www.ylw.mmtr.or.jp とした。 BBTV付属ルータ コレガ BAR Pro3 BBTV のWAN設定にMTUを指定するパラメータが存在する。 ここにMTU=1500を設定して測定した。 Windows XPとMeとも同じ結果だった。 BBTV付属ルータとバッファローのルータとではMTUが異なった。 この差がBBTV付属ルータ コレガ BAR Pro3 BBTV の機能不足の1要因?
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2005年8月 BBTVは新システムに移行しました。 8M契約でもモデムは Trio3-G に無償で交換となりました。 以下は、もう過去のシステムとなった8Mモデムの場合の経験です。 わが家は初期の頃加入したのでYahoo! BBは「8M契約、横型モデム+BBフォンTA」 BBTVを導入するにあたってルータをBBTV付属の専用ルータ Corega BAR Pro3 BBTV に入れ換えねばならない。 BBTV付属ルータに問題があるので、バッファロー BLR2-TX4L を何とかして使えないか調べた。 ABBフォンとBBTV付属ルータを接続した状態(BBTV視聴可)で バッファローのルータ BLR2-TX4L にIPアドレスが割当られるか? →失敗 目的:すべてを使いたい。 実験:3つの機器の電源を入れるタイミングを変えて実験した。 結果:BBフォンとBBTVに優先してグローバルIPアドレスが割当られた。 最初、BBTVと付属ルータの電源を断とした。 バッファローのルータBLR2-TX4LにグローバルIPアドレスが割り当てられていることを確認後 BBTVと付属ルータを起動したら約30分後に、バッファローのルータのグローバルIP割当が 解除されてBBTV付属ルータにグローバルIPアドレスが割り当てられた。 グローバルIPアドレス割当は約30分以内らしい。 BバッファローのルータBLR2-TX4Lを通してBBTVが見えるか? →失敗 目的:問題のあるBBTV付属ルータの代わりにバッファローのルータBLR2-TX4Lが使いたい。 実験:ルータからDHCPでBBTVのSTBにローカルIPアドレスが割り当てられる。 このSTBのローカルIPアドレスに対してルータでDMZ指定した。 結果:認証はOKになった。メニューもでて操作もできた。しかし、映像と音声がでない。 ルータのWAN側MACアドレスをSTBのMACと同じにしても結果は同じだった。 CバッファローのルータBLR2-TX4Lを通してBBフォンTAが使えるか? →失敗 目的:バッファローのルータBLR2-TX4LでBBフォンとグローバルIPアドレスを共有したい。 実験:バッファローのルータBLR2-TX4LはMACアドレスを変更可能である。 BBフォンTAのMACアドレスをルータのWAN側に指定した。 ルータからDHCPでBBフォンTAにローカルIPアドレスを割り当てた。 このローカルIPアドレスに対してルータでDMZ指定した。 結果:インターネットに接続できたが、BBフォンは活きなかった。「電話」ランプが消えたまま D3つのIPアドレスが有効か? →失敗 目的:BBTV、BBフォンの他にバッファローのルータBLR2-TX4Lが使いたい。 実験:BBTV+付属ルータ、BBフォンTAを正規に接続して正常であることを確認した。 この時点で2個のIPアドレスが使われている。 BBTV付属ルータに割り当てられたIPアドレスと同じサブネットで未使用なIPアドレスを パソコンに固定した。サブネット、GW、DNSはBBTV付属ルータと同じにした。 ADSLモデムの出側にHUBを設けてこのパソコンをWANに接続した。 PINGを実行して確認した。 結果:PINGがインターネット側に届かなかった。 インターネット側と通信できるIPアドレスは2個以下に制限されている。 <結論> ・すべてを活かす事ができない。何かが犠牲になる。
2005/1/6 BBTV付属ルータを使いこなすことに成功しました。 ちょっと問題が残っていますが... 下記は参考として読んで下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2004/10/2 BBTV付属ルータに問題があるが、BBTVを使ってみたいという状況で考案したものです。 将来、機器が改良されればこんな苦労をしなくて済みますが... <概要> 1)常時活かす BBTV+付属ルータ Corega BAR Pro3 BBTV を使用可能としておきます。 パソコンは Corega BAR Pro3 BBTV 経由でインターネットアクセスします。 2A)通常時 BBフォンを使用可能とします。 2B)コレガのルータ BAR Pro3 BBTV の動作が不満な時 WAN側HUBからBBフォンTAへのLANケーブルを外します。 代わりにバッファローのルータ BLR2-TX4L をWAN側HUBへ繋ぎ パソコンは BLR2-TX4L 経由でインターネットアクセスします。 <補足説明> BBTV+STBをインターネットから外した場合、再起動に長時間が必要なのでBBTVを切り離す案は 好ましくありません。残ったBBフォンTAとバッファローのルータ BLR2-TX4L とを切り換えることにしました。 また、この2つを短時間で切り替える方法を見つけました。 <詳細説明> @バッファローのルータ BLR2-TX4L のWAN側に公開するMACアドレスをBBフォンTAのものと同じとします。 機器間はMACアドレスを直接使用して通信しています。 MACアドレスが同じ機器を入れ換えても通信を継続しようとします。 バッファローのルータ BLR2-TX4L はLAN側の機器を指定してそのMACアドレスをWAN側に設定する 機能があります。この機能を使用します。 Aルータ BLR2-TX4L とBBフォンTAはLANコネクタで切り替えます。 BADSLルータとBBフォンTAが分離した古いシステムで実現可能です。 最近の新しいモデムはBBフォンTAを内蔵しているため下記方法は難しいでしょう。
C下記2つのルータはLAN側の設定を同じとしました。 パソコンをどちらのルータへ繋いでもそのまま使用可能です。 ・バッファローのルータ BLR2-TX4L ・BBTV付属ルータ Corega BAR Pro3 BBTV 注記) パソコン側のLANインターフェースソフトは接続相手の MACアドレスとIPアドレスの対応表(ARPテーブル) を記憶します。 LANコネクタを差し替えた時にこの機能が邪魔をすること があります。 無応答となった場合はこのARPテーブルを消します。 消しても新しく作成されますので問題ありません。 ・コマンドプロンプトから下記コマンドでARPテーブルを クリアします。バッチファイルを作っておけば便利です。 Windows XP の場合(*は全IPアドレスを意味する) >arp -d * ARPテーブルを消去 No ARP Entries Found ←こう表示されたらOK Windows Me,...の場合(IPアドレスに*が使えない) >arp -a ARPテーブルの内容を表示 >arp -d IPアドレス IPアドレス定義を削除 ・または、パソコンを再起動してMACアドレスとIPアドレスの 対応表をクリアする。 <結果> ルータとHUBはコネクタの差し替えが必要なのでコネクタが ある裏側を手前にした。 スイッチで簡単切換にした記事はこちらです。 @LANコネクタを接続換えするのが面倒だがなんとか使える。 A電話も使える。 注記)BBフォンTAのLANケーブルを外している間: ・こちらはNTT回線に切換わり発信着信ができます。 ・BBフォンからこちらをダイヤル(050-でない場合) するとNTT回線経由で着信しますので問題ありません。 (BBフォンTAが正常でないため) B切換てから使用可になる時間が短い。すぐ使える。 Cパソコンをどちらのルータへ繋いでも設定変更無しで使える。 パソコン使用中に切り換えた場合は、ARPテーブルの クリアが必要です。 DMACアドレスが同じなので切り替えてもグローバル IPアドレスは同じ。 |
VPNの度にLANコネクタを差し替えるのが面倒だし、コネクタも故障し易くなります。 そこで、BBフォンTAとルータ BLR2-TX4L を切替えるスイッチを作りました。 内部ネットワークもパケットがループしないようにスイッチで切換えます。 左下の写真の一番下にあるスイッチです。 市販のRS232C切換スイッチを購入して改造しました。 メーカ サンワサプライ 用途 RS232C/2点切換 仕様 DSUB25ピンコネクタ×3個、切換回路数20回路 機械式接点スイッチ 購入価格 \2,992 高周波回路用に設計されていないのですが使用できています。 RS232Cコネクタは使わず電線をスイッチに直接半田付けしました。 ■Aを押す @コレガのルータ BAR Pro3 BBTV の動作が不満な時選択します。 ABBフォンTAがWANから切り離され、バッファローのルータ BLR2-TX4L がWANに接続されます。 ルータ2台( BAR Pro3 BBTV と BLR2-TX4L )がWANに接続されたことになります。 B電話はNTT回線経由に自動的に切換わります。BBフォンとしては使えません。 C一部のパソコン(BLR2-TX4L を使うため)をコレガのルータ BAR Pro3 BBTV から切り離し、BLR2-TX4L に接続します。 ■Bを押す @BBフォンが使えます。 通常はこちらにしておきます。 Aバッファローのルータ BLR2-TX4L がWANから切り離され、BBフォンTAがWANに接続されます。 B一部のパソコンを BLR2-TX4L から切り離し、コレガのルータ BAR Pro3 BBTV に接続します。 (注意)切換えた時、ネットワークにアクセスできない場合はARPテーブルをクリアします。
↑ 切換スイッチ RS232Cコネクタ部分を1つ鋸で切断して隙間を空けた。 |
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