インターネットアクセス/電子会議(NetMeeting)

'01/06/10 NetMeetingでTV電話/パソコンの遠隔操作と遠隔修理
'00/11/18 ルータ MN128-SOHO の内側から AUTO NAT 経由で NetMeeting
'97/05/05 IPアドレスを指定して相手に接続する(ディレクトリサービスILSより速い)
'98/01/11 NM/概要と注意事項 '99/02/07 NM/共同作業 & 電子会議
'97/04/20 NetMeeting の画像表示テスト

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マイクロソフト NetMeeting で共同作業 & 電子会議('97/1/5)

パソコン雑誌の付録CDにも収納されています。

1. LANで結ばれた2人で、インターネットアクセスを共有してみました。

(1)左の”WOODY”と”APTIVA”は ETHERNET
   で接続されています。
      両者のコンピュータで NetMeeting を起動します。
      NetMeeting の”通話”で相手のコンピュータ名
   を指定して”WOODY”と”APTIVA”を接続しました。

(2)初め、”WOODY”が自分のコンピュータに接続
   されたモデムからダイアルアップPPPで
      インターネットプロバイダに接続しました。

(3)この後、”WOODY”がメニューの”ツール”で
   アプリ(MSインターネットエクスプローラ)の
   共同作業を許可してやります。

(4)こうすると、両方のコンピュータの画面に同じ
   内容が表示されます。

(5)操作も両方から可能です。

(6)”チャット”を起動しておけば、共同作業を
   行いながら筆談もできます。

(7)通話機能も利用できますので、非常に便利です。
2. LAN内パソコンとインターネットの向こうのパソコンでデータベースを共有する
(1)インターネットの向こう側の”VAIO”が
   NetMeetingで、
   ”WOODY”のIPアドレスを指定して
   接続します。

(2)”APTIVA”はデータベースサーバ等の
   サービスを実行するコンピュータです。

(3)”WOODY”と”VAIO”が、
   ”WOODY”内で起動した”APTIVA”アクセス
   プログラムをNetMeetingの共有機能
   を使って共同作業を行います。

      <注意>これはLANからみれば裏口アクセス
       ですから、安全には十分に
          注意して下さい。

IPアドレスを指定して相手に接続する(ディレクトリサービスILSより速い)('97/5/5)
NetMeetingで相手を呼び出すには3つの方法があります。

(1)相手のIPアドレスを直接指定して呼び出す。(プロトコル:TCP/IP)
(2)ILSにログインしている人を、ログインしている電子メールアドレスを指定して呼び出す。
(3)電話で直接接続する。

この中で、(2)のディレクトリサービスを使用するのが一般的ですが、ILSサーバが混んで
いる時には接続が難しくなります。
マイクロソフトはULS(User Location Service)という名前をILS(Internet Location Service)
に変更しました。

不特定の人と接続したいならば、ILSを仲介として公開された人と接続することが必要ですが、

特定の人と接続するのであれば、確実に接続できて、かつ性能が良い方法は、

   IPアドレスを直接指定する方法です。

この手順は、

(1)プロバイダのアクセスポイントに接続した後に、”AP接続完了”を相手に電子メールで連絡します。
   (アクセスポイント接続時にIPアドレスが割り当てられます。)

   NMで接続する迄の連絡は電子メールが便利です。
   NMで接続後も電子メールを定期的にチェックするようにして下さい。
   電子メールをチェックしていれば、不測の事態が生じてもメールでカバーできます。

(2)相手の電子メールから相手のIPアドレスを調べます。

   マイクロソフトの INTERNET MAIL(MSIE3.0)および OUTLOOK EXPRESS(IE4.0)
   の場合には、

     メールのタイトル行を”右クリック” → プロパティ → ”詳細”タブ
     → Message-Idの上の行のIPアドレスを書き留める。

 <IPアドレスの場所>
   (注1)IPアドレスの表示がない場合には、アクセスポイントの名前をIPアドレスの代わりに
       使用できます。このアクセスポイントの名称も接続する度に変化します。

   (注2)プロバイダとの契約が通常の”ダイヤルアップ接続契約”の場合には、新しい接続の度に
       異なったIPアドレスが割り当てられます。
       接続を継続している間は、IPアドレスは変化しません。

(3)NMの”通話”ボタンを押す → ”アドレス”に今調べたIPアドレスを記入
   → ”通話方法”で、”ネットワーク(TCP/IP)”を指定する。

これで、確実に接続できます。また、IPアドレスで直接接続しますので無駄がありません。

NetMeeting の画像表示テスト('97/4/18)
1.WOODYはビデオ入力ボードが実装されています。

    WOODYとノートパソコンをLAN(ETHERNET)で結び、
    NetMeeting V2.0同士で接続しました。

    ノートパソコンはビデオ入力ボードが実装されていませんが、
    WOODYの画像を表示できました。

2.台湾/高雄のプロバイダ(SEED NET)のAP(アクセスポイント)へ接続し
    岐阜県高山市の宿のご主人とNetMeeting V2.0同士で
    チャットしてみました。

    こちらは、ノートコンピュータのためビデオ入力機能を持っていません。
    相手は、フル装備(カメラ付き)です。

    相手の映像がこちらの液晶画面に表示されました。

3.この岐阜県高山市の宿のご主人は、常時ログオンしている('97年4月)
    とのことです。

    「テレビ電話の代わりにどこまで使えるか?実験してます!」

    とのことなので、NetMeetingの画像テスト、TV電話チェック
    には...ご主人ごめんなさい。

    URLは http://www.gix.or.jp/~kamaya/netmeeting.htm

    です。

NetMeetingの概要と注意事項('97/1/13)
1. NetMeeting V2.0以降

(1)全てのメディアをインターネットで使用可能になりました。

          ビデオ、オーディオ、チャット、ホワイトボード、プログラムの共有

(2)チャットとホワイトボードは、多人数で同時に使用できます。
      ビデオ、オーディオおよびプログラム共有は1:1(相手を指定)で使用できます。

(3)NM V2.0は、自分のコンピュータがビデオに対応していなくても
      相手が送ったビデオを表示できます。

(4)私のパソコンWOODYの場合、下記の「通話の開始時に自動的にビデオ送信を開始する」
   のマークをせず、相手に接続後にビデオ送信を開始しようとすると、コンピュータがハング
   しました。(V2.1の場合)

   メニューの「ツール」→「オプション」→「ビデオ」タブ
   →「通話の開始時に自動的にビデオ送信を開始する」

   そこで、「通話の開始時に自動的にビデオ送信を開始する」のマークをオンにしたところ、
   ビデオ映像を正常に送れるようになりました。

(5)ディレクトリサーバにログオンしていなくても、
   相手のIPアドレスがわかれば直接接続できます。

(6)NM V2.0の短縮ダイヤル機能は便利です。
      短縮ダイヤルに、相手のディレクトリサーバ名と電子メールアドレスを書いておくと、
      自分がログオンしていなくても、相手のログオン状態を確認でき、かつ、そして、
      相手に接続できます。

      自分がログオンしていなければ、相手は電子メールアドレスを指定して接続できません。

      短縮ダイヤル画面のログオン状態の表示更新は、指定時間毎に自動的に行われます。
      また、”更新ボタン”をクリックしても更新できます。


2.WoodyにNetMeetingをインストール

(1)WoodyにNetMeeting V2.0をインストールしてみました。
      ビデオが認識(自動)されて、NetMeetingで即使用可能になりました。
 
(2)NetMeetingからビデオの”入力切り換え”等を直接操作できませんでした。
      Woodyの場合、前もって”TV・ビデオ”を起動して”入力”をカメラに設定
      した後、これを終了しておきます。

(3)NetMeeting V2.1からは、WOODYの”TV・ビデオ”ボードが
   NetMeetingソフトからイニシャルされるようになりました。

   <V2.0までは以下の制限がありました>
   電源ON直後は”TV・ビデオ”ボードがイニシャルされていません。
      前もって”TV・ビデオ”を起動することによって、各種設定を行っておいてください。

3.プログラムの共有とCRTの分解能

  当方はCRTが15”と小さいので800×600モードで使っています。
  プログラムを共有した場合、プログラムが走っている方のコンピュータの画面の情報が相手に
  送られますから、両方のCRTの分解能が極端に違いすぎると、操作しにくくなりますが
  操作は十分可能です。

4.プログラムの共有とカーソル移動

 > パソコン通信のチャットみたいで、おもろいですね。マウスが、勝手に移動したのには
 > 驚きました。相手のパソコンを操作出来るってのがどうも素人には、理解しずらいです。

  プログラムを共有している間は、カーソルも両者の画面上で同じ動きをします。
  むやみに動かすと、相手が困ってしまいます。チャットで連絡したいのに相手がカーソル
  を動かすと、チャットエリアまでカーソルを持っていくことができません。ですから

 「プログラム共有中は、相手のことを考えて、カーソルはむやみに動かしてはいけません。」

5.プログラムの共有とプログラムの操作方法の教育・情報交換

  プログラムの共有では、プログラムの実行は片方のみでOKです。
  相手には画面の情報のみ送信されますから、相手にないプログラムでも共有できます。
  プログラムの操作方法の教育・情報交換等に便利です。

6.複数のパソコンが有って、それらがETHERNETで接続されていれば、1つのパソコン
  からインターネットのプロバイダにPPP接続するのみで、LAN内およびインターネット上
  で接続している全コンピュータでNetMeeingを使った会議ができます。

7.NetMeeting接続

  ディレクトリに公開されたメッセージは、まじめなものと不真面目なものが混在しています。

  どうも、名前および電子メールアドレスを公開したくないという場合には、
  ディレクトリに名前を公開しなくても、ログオンのみしていれば呼び出せます。
  相手がログオンしているはずの電子メールアドレスを入力して呼び出します。

  電子メールを使って連絡を取り合い(特に名前を公開しない時)ながら接続すると便利です。

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