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パソコンのマウス操作はやさしいのですが、キーボード操作は慣れるまで難しいものです。 そこで、とりあえずマウスのクリックでできることにしました。 @TV電話風に会話する。 遠く離れているが身近に感じるためには映像が重要です。 A電子メール FAXでは送れないカラー写真を送る。 メールでの受信はマウスでのクリックのみなので容易です。 最初は、キーボードが無理なので「メールを見たら返事は電話」から始めます。 Bホームページを見る 地域の情報等を見る。親戚のホームページを見る。 ホームページのアドレスは「お気に入り」に登録しておきます。 これらをしながら、キーボードになれたら文書作成ができるようになります。
NetMeetingを使用したTV電話をパソコンの操作が不慣れな実家との間に、もうけてみました。 マウスでクリックするのみなので簡単に使用できます。 カメラは両方にある方が便利ですが、片方のみでも使えます。 カメラが片方の場合は、カメラの無いこちらでカメラのある相手の映像が見えますが、相手にはカメラの無いこちらが見えません。 マイクはパソコンに標準で付いているので会話できます。 使い方の詳細は「NetMeetingでTV電話」の設定を参照下さい。 アナログモデム等、課金される(常時接続でない)場合には、TV電話の前に下記に注意するよう伝えた方がよいでしょう。 「10分以上応答がなかったらインターネット接続を切ること」 TV電話中に、相手がプログラム共有指定をした後こちらのパソコン画面に 相手の画面が表示されます。相手の画面を見ながらいろいろなアドバイスができます。 片方がアナログモデムの場合には、プログラム共有が動くと通信データ量が増えるため通話音声が途切れやすくなります。 この時は、映像を切って軽くした方がよいでしょう。
NetMeetingを使用したTV電話をパソコンの操作が不慣れな実家との間に、もうけてみました。 マウスでクリックするのみなので簡単に使用できました。 自分のパソコンをA、遠くの相手のパソコンをB(パソコンに不慣れ)として説明します。 1.パソコンに不慣れなBパソコンの設定と操作 Bパソコン側の操作はインターネットへ接続するのみで、他の操作は不要としました。 (B1)NetMeetingソフトはパソコン起動と共にバックグラウンド起動するようにしました。 NetMeetingのメニュー「ツール」→「オプション」 →「Windowsの起動時にNetMeetingをバックグラウンドで実行する(R)」に印を付ける 内輪での通話なので「NetMeeting開始時にディレクトリサーバにログオンする(G)」の印を外す (B2)デスクトップ画面の「インターネット接続開始」アイコンをダブルクリックするとインターネットに接続し、その後 あらかじめ決めたホームページへ自分のIPアドレスを自動で書き込む処理を行うようにしました。 このインターネット接続は、 ISDNルータ、ISDN−TA、ADSL、CATV、アナログモデム で異なってきます。 下記は、ISDN−TAまたはアナログモデム接続の場合の説明です。 「インターネット接続開始」アイコンをダブルクリック後は自動的に実行されます。 @アクセスポイントへ電話しプロバイダに接続(インターネット接続)する。 フリーソフト RCONNECT を使用しました。 http://hp.vector.co.jp/authors/VA010120/rdial.html A接続を監視しプロバイダに接続を確認したら、 ・下記Bの「IPSX」を起動 ・接続時間と料金を表示する。 フリーソフト RWATCH を使用しました。 http://hp.vector.co.jp/authors/VA010120/rdial.html B接続を監視し、接続したら自分のIPアドレスが書かれたファイルをあらかじめ決めたホームページへ書きこむ。 フリーソフト IPSX を使用しました。 コマンド指定 IPSX /StartText IPSXのヘルプに「IPアドレスを自動取得して含むファイルの作成方法」と「IPSXへの登録手順」が説明されています。 http://www.juno.dti.ne.jp/~artice/Factory/Win32/Release.html 最新バージョン「1.11.203 Release 5」はWindows98で正常動作しませんでした。 この現象が生じた場合の対策は同梱の「ユーザー登録について.txt」というファイルに書かれています。 「同梱の IPSX100R2.exe (IPSX 1.11.203 Release 2)を使用して下さい。」とのことです。 このバージョンは登録が必要なのですが、無料での登録手順が書かれています。 (B3)インターネットの切断は、IPSXで行います。 コマンド指定 IPSX /EndText IPSXの動作は @まず、終了メッセージをあらかじめ決めたホームページへ書きこむ。 終了メッセージファイルは作成しておきファイル名をIPSXに設定する。 Aダイヤルアップ接続を切断する。 2.Aパソコンの設定と操作 Aパソコン側の操作はAUTOMOUSEというフリーソフトで自動化してあります。 http://ryujin.kuis.kyoto-u.ac.jp/ylab/yamakaku/AutoMouse/index_J.html このソフトは、人が行う以下の行動を人に代わって自動的に処理します。 「人が目で見て対象を見つけて」→「カーソルをそこまで動かし」 →「クリック、ダブルクリック、ドラグ、文字入力、特殊キー入力(複数のキーの同時押しも可)」 人ができることなら何でもできるでしょう。 画面の状態が条件によって変化する(選択、非選択で色が変わる等)場合でも、複数の異なった流れを 並行して記述することにより正常に自動実行します。 自動実行の流れは (A1)電話をアクセスポイントへ繋ぎプロバイダに接続 (A2)NetMeetingを起動する。 (A3)あらかじめ決めたホームページを開くと相手のIPアドレス(Bパソコン書き込み)が表示される。 このBパソコンのIPアドレスをNetMeeingの通話先アドレスへコピーする。 (A4)NetMeetingの通話ボタンをクリックする。 (A5)BとAがNetMeetingで接続され映像と音声が伝わる。 3.IPアドレスを公開するホームページ プロバイダのサーバ内へ置きますが、内輪の通信なのでパスワードで保護して他人からは見えない ようにしました。 4.パソコン同士を接続する NetMeetingでTV電話をする時、インターネット経由で接続されたパソコン同士を接続する ためには下記の方法があります。 @相手のIPアドレスを指定して直接接続する。 A公開されているディレクトリサーバ経由で接続する。 内輪での電話代わりにする目的なので@のIPアドレスを指定して直接接続する方が便利です。 5.カメラは要注意 USB接続ですので設定は簡単ですが、機種選定には注意して下さい。 @ネットミーティング専用のものはOK 画像ノイズが少なくて調子のよいもの(一万円未満) ・インテル Easy PC Camera ・TORICA PC-CAMERA 30 ・Mustek VCAM-300(数年前購入) ANetMeetingで表示される画像にノイズが多く見るに耐えないもの ネットミーティングに使えるように書かれていましたが... 下記に類するものは同じではないかと推測される... ・デジカメ Che-ez ・富士フィルム デジカメFX IX-1 6.LANからルータ経由でインターネット接続する場合の注意 2002年中旬から発売されたルータはネットミーティングを使ったTV電話ができます。 メルコの BLR2-TX4L はネットミーティングに対応した廉価なルータです。 簡単な設定でTV電話ができました。 下記の場合はインターネットに直接繋がるのでネットミーティングによるTV電話の制限はありません。 ・ISDNのTA経由でプロバイダへ直接接続 ・アナログモデムでプロバイダへ直接接続 <古いルータはネットミーティングを使ったTV電話が正常にできない> LANから古いルータ経由で外にでるシステムはネットミーティングを使ったTV電話が正常にできません。 音声と映像が片方向通信になります。 LAN→インターネットへは映像と音声が伝わるのですが 逆に、インターネットからの映像と音声はルータまでは届きますがここで消えてしまいます。 (音声と映像以外のチャット、ホワイトボード、プログラム共有はルータ経由で正常に動作します) 7.ネットミーティングの中継機能 パソコン1台をプロバイダに接続し、LAN内の他のパソコンは、このパソコンに接続します。 そうすると、ネットミーティングの中継機能により、すべてのパソコンがネットミーティングで接続され インターネットとの間でチャット、ホワイトボード、プログラム共有ができます。 8.ネットミーティングTV電話とパソコンのOS 下記は私の経験です。構成によっては状況が異なる可能性があります。 @「Windows Me」と「Windows 98SE」 「Windows 98SE」に対してマイクロソフトのHPに公開されている通信関係のUpdateをかけたら 安定して使えるようになりました。 「NDIS 中間ドライバを使用した場合に Windows 98 SE で発生する問題」 A「Windows Me」と「Windows 98」 ネットミーティングでTV電話をしたら、Windows98側のパソコンがたまにハングします。 Windows98のUpdateをかけて若干の改善はしましたがまだトラブリました。 Windows Me側のパソコンは正常でした。 9.プロバイダでの注意 インターネット接続を勝手に切断してくるプロバイダはTV電話に適しません。 さるプロバイダ(IP電話)で実験した時、しばしば切断され困りました。(IP電話会社は絶対問題ないと言ったが) 下記プロバイダは問題ありませんでした。 ZERO ももたろう 10.インターネットが混雑して通信速度が低下した場合のTV電話への影響 ネットミーティングは、常時多量のデータを送信し続けます。 夜インターネットが混んでくるとネットミーティングの動作に悪影響が生じます。 自分のパソコンとプロバイダの間の速度が速くても、プロバイダ間の通信路が混んでいる場合 には通信速度が低下します。 テストした構成 Aパソコン側 ISDN Bパソコン側 アナログモデム インターネットが空いている朝 ・映像、音声共に正常に動作する。途切れることもない。 インターネットが混んだ時間帯(夜8時以降、曜日によって変わる) ・映像は伝わるが、動きが遅い。しばらく動かずにいて突然少し動くような表示 ・音声はほとんど到達しない。途切れる。
パソコンにトラブルは付き物です。パソコンに不慣れな人に代わって遠くから遠隔操作してソフトの復旧とメンテ を行う手順の説明です。 また、パソコンの操作説明にも使えます。 1.パソコンの遠隔操作 パソコンの遠隔操作はネットミーティングの標準機能として組み込まれています。 両方のパソコンでネットミーティングを動かし、インターネット、LAN、RAS等で接続した状態で機能します。 何でもできるという感じです。 LAN内からルータ経由でインターネットに接続した環境からでも使用できました。 ネットミーティングの遠隔操作機能には下記「プログラム共有」と「リモートデスクトップ共有」の2種類ありますが、 両者の操作機能は同等のようでした。 「プログラム共有」の特長 ・通話中に遠隔操作を許可して、説明をうけながら相手の操作を見ることができる。 通信速度が遅い場合には音声は途切れ途切れ(通信データが増すため)になります。 ・通信量が大きい。 「リモートデスクトップ共有」の特長 ・専用のモード、通話できない。 通話をしない分だけ遠隔操作に使えるデータ量が増す。 ・OSの制限がありました。 ・1度設定すれば操作される側の操作を少なくできる。 ・相手のネットミーティングへの接続手順が異なっています。詳細は下記3.<遠隔操作する側の操作>参照 2.プログラム共有 操作される側で「共有する」を選んだ後、遠隔操作が可能となります。 通話中のみ可能です。 TV電話で会話中に、遠隔操作できます。これは操作方法の教育に便利です。 通信速度が遅い時(夜等でインターネット回線が混んでいる時)は、音声が途切れ途切れになります。 「共有する」を指定した時点で、相手にこちらの画面が表示されるので、操作をみてもらいアドバイスを受ける ことができます。 <ネットミーティングの通話の開始> 電話マークの左側にある通話先記入欄へ相手のIPアドレスを入力→電話マークをクリック→接続される <操作される側の操作:プログラム共有指定をする> ネットミーティングで接続中(通話中)の時のみ「共有」操作ができます。 メニュー「ツール」→「共有」→「デスクトップ」を選び「共有する」をクリック →「制御の許可」→「制御の要求を自動的に受け入れる」に印→「閉じる」 <遠隔操作する側の操作> 操作される側で「共有」設定がされると、自動的にこちらの画面に相手のパソコン画面が表示されます。 最初は相手のパソコン画面がウィンドー状態で表示されます。 このウィンドーのメニュー「制御」→「制御の要求」をクリックすると相手を操作可能となります。 操作される側の画面がこちらと同じサイズの場合は、ウィンドーのメニュー「表示」→「全画面表示」 をクリックして下さい。 また、操作される側の画面がこちらより小さい場合は、「全画面表示」は不要です。 この状態でカーソルをウィンドーの下端へ持っていけばタスクトレイ等がポップアップで表示 されるので相手のパソコンを直接操作している状態と変わりません。 パソコンの電源切断が可能です。 3.リモートデスクトップ共有 機能は@と同等ですが、開始の仕方が異なります。 あらかじめ操作される側で「リモートデスクトップ共有」モードにしておきます。 専用のモードですから通話はできません。 一度設定すれば再起動後もモードはそのままです。 操作される側 上記@のように許可する操作の必要がありません。 操作する側 接続時にパスワードの入力を要求されます。 <操作される側の設定と操作> メニュー「ツール」→「共有」→「リモートデスクトップ」 →ウィザード(設定ガイダンス)モードになりますので「パスワード」、スクリーンセーバを設定する →ウィザード終了 →メニュー「通話」→「終了してリモートディスクトップ共有をアクティブにする」をクリック NetMeetingソフトはパソコン起動と共にバックグラウンド起動するようにしました。 NetMeetingのメニュー「ツール」→「オプション」 →「Windowsの起動時にNetMeetingをバックグラウンドで実行する(R)」に印を付ける 内輪での通話なので「NetMeeting開始時にディレクトリサーバにログオンする(G)」の印を外す <遠隔操作する側の操作> メニュー「通話」→「通話先」→通話先記入欄へ相手のIPアドレスを入力 →「この通話をセキュリティで保護する」に印を付ける→「通話」をクリック →しばらく待つと接続され、相手が設定したパスワードを要求してくるので入力する 自動的にこちらの画面に相手のパソコン画面が表示されます。 最初は相手のパソコン画面がウィンドー状態で表示されます。 このウィンドーのメニュー「制御」→「制御の要求」をクリックすると相手を操作可能となります。 操作される側の画面がこちらと同じサイズの場合は、ウィンドーのメニュー「表示」→「全画面表示」 をクリックして下さい。 また、操作される側の画面がこちらより小さい場合は、「全画面表示」は不要です。 この状態でカーソルをウィンドーの下端へ持っていけばタスクトレイ等がポップアップで表示 されるので相手のパソコンを直接操作している状態と変わりません。 パソコンの電源切断が可能です。 4.OSの制限 操作される側のパソコンが Windows 98 と Windows 98SE の場合の経験です。 (1)プログラム共有 操作側がWindows 95B、Windows 98、Windows 98SE 、Windows Me のいずれでも正常に動作しました。 (2)リモートデスクトップ共有 操作側がWindows 95B、Windows 98、Windows 98SE 、Windows Me のいずれでも正常に動作しました。 5.日本語入力 相手のパソコンの画面がこちらに表示されていますが、相手パソコンの漢字変換モードへの切り替えが 思ったようにできないかも知れません。この場合の確実な方法は 相手パソコン画面のタスクバー(標準では画面最下行に表示される)の右端に見えるペンのアイコン(日本語変換) を左クリックすると表示された文字 IME98の場合は「日本語入力−オフ」と「日本語入力−オン」を左クリックする度にモードが変化する。 「日本語入力−オフ」を左クリックすれば「日本語入力−オン」(漢字変換) 「日本語入力−オン」を左クリックすれば「日本語入力−オフ」(直接入力) IME2000の場合は「直接入力」(無変換という意味)と「ひらがな」を左クリックするとモードが変わる。 「ひらがな」を左クリックすれば漢字変換モード 「直接入力」を左クリックすれば無変換モード