ハードディスクとバックアップ

捨てるHDDのデータを無料ソフトで消す 2003/10/26
Windows 98/Me で120GBのHDDを使う 2003/10/04
[マイクロソフト社] Windows 98、98SE Fdisk は 64 GB を超えるハードディスクの
          サイズを誤認識する → FDISKを入替える

データ、システム、各種設定すべてをバックアップ/復元 1998/06/20
SeagateのHDDの異音と振動を減衰させる
Seagateの15GBのHDDを古いパソコン用にフォーマット...Disk Manager
2001/04/25
大容量HDDの速度は速い(2000年)        大容量HDDの速度は速い(1999年)
大容量HDDを何に使うか
   
1999/11/12
<WOODY CF−32AP(1995年製造)>
  15.2GB(E-IDE)を使う...Disk Manager
  WOODY CF−32APの場合の特殊操作
1999/11/12
<AptivaT9E(1997年製造)>
  15.2GB(E-IDE)を使う...Disk Manager
  Aptiva Dドライブにレジューム専用領域を作ってラピッドレジューム
1999/11/12
Disk Managerプログラムを含まないディスクから起動してDisk Managerを介入させる方法  1999/11/12
以前のOS起動ディスクをDisk Manager対応にする  1999/11/20
HDDの内容をそっくり新しいドライブへコピーする「FILECOPY」  2001/07/24
パソコンがたまにロックする場合には接触不良を疑うと良いかも。
 大電流の高速CPUで特に影響が大きい。 熱くなると接触も悪くなります。

・温度が上がって半導体の動作が熱の影響で不安定(時間遅れ等→動作不良)になったのか?
・温度が上がって膨張等で接触部の抵抗値が増すために半導体の動作が不安定になるのか?


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捨てるHDDのデータを無料ソフトで消す(2003/10/26)
HDDの信頼性は高いのですが確実に壊れます。壊れると下記のような症状がでます。
@今までとは異なった異音がしだしたら寿命がきています。
Aパソコンの起動が異常に遅く(数倍以上)なった。
Bスキャンディスクをすると同じところを何回もアクセスし、時間が非常に長い。

HDDが壊れかかったら早めに新品と交換した方がよいでしょう。
HDDが完全に壊れていなければHDDの内容を消して安全にしてから捨てられます。
完全に壊れた場合には、内容を消すことができなくなります。

ある国には、一見壊れたHDDの内容を読み出し、クレジット番号等の個人情報を読み出す者
がいるとうわさされています。

HDDの中身を消すためのソフトにはいろいろあります。
ここでは、無料で入手できたDisk Manager V9 を使って半分壊れたHDDにゼロデータを書き込みました。
下記は、内蔵HDDの場合です。

<手順>
捨てるHDDをパソコンに接続する。
Disk Manager V9 を書き込んだFDをパソコンに挿入して起動する。
Disk Managerを選択する。
→Enter
→(A)dvanced Operations
→(M)aintenance Operations
→(U)tilities
→Select a Disk
 ここで対象となるHDDを選択する。

→Zero fill Drive
 HDD全体にゼロデータが書き込まれます。
 私のパソコン(2000年製)の場合、30GBに1時間40分要しました。

→Alt+C
→(Y)es

Windows 98/Me で120GBのHDDを使う(2003/10/4)
<はじめに>

パソコンのHDDが壊れました。異音がするし、でも動くんですね。カリカリいって速度が遅いけど
あんなに精巧なものが、すごい。ロバストです。
一部読めない部分もあります。

こんな時、HDD全てをバックアップしておいてよかったとつくづく思います。

HDDの値段はますます下がって、120GB、7200rpmを¥11,000で売っていました。
1GBが¥100を切っています。速度が速いしDVDの板より安いのではと思う。

以下は、壊れた26GBのHDDを120GBに入れ替える手順です。
Windows 98 と Windows Me パソコンでHDDをフォーマットしてみました。

<SYS.EXE 注意事項>

Windows Me の SYS.EXE はシステムを自由にコピーできません。
Windows 98 の SYS.EXE を使ってください。
   >SYS A: C:
フロッピードライブ A: のシステムファイルを C: へコピーできます。


<26GB-HDD を 120GB-HDD に交換する内容>

  Windows 98
ドライブ 壊れたHDD26GB 新しいHDD120GB FDISKへの指定
C 7.5GB 26GB-1 15GB 120GB-1 12% 基本MSDOS領域
D 4GB 4GB-1 4GB 4GB-1
基本MSDOS領域
主HDDが壊れた場合にもここから起動できます
E 1GB 26GB-2 8GB 120GB-2 8% 拡張MSDOS領域 8%+92%=100%
F 17GB 26GB-3 95GB 120GB-3 92% 拡張MSDOS領域
<FDISK.EXE を新しいものにする> 1)Windows 98, 98SE の場合は 64GB を超えるHDDに対応したFDISK.EXEをダウンロードして使用します。    http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;JA;263044   この新しい FDISK を書き込んだ起動FDを作成してください。   (新しい FDISK を起動FDにコピーする。) <HDDを取り付ける> 下記はCドライブが壊れた場合を主に説明しています。 2)購入したHDDをマスタに設定   購入した当初は「マスタ」に設定されているはずです。確認します。   HDDに書かれた説明(ジャンパピンの位置を変更する)に従う。 3)古いHDDを取り外して新しいHDDで入れ換えます。   電源、信号 注記)Cドライブ以外のHDDが壊れた場合は、CドライブのHDDはそのままとして    新しいHDDを「スレーブ」に設定して空いたコネクタへ接続(追加)すれば    同様にして領域割当とフォーマットができます。 <HDDに領域を割り当てる> 4)Windows 98 起動FDを挿入してパソコンの電源ON   BIOS設定画面を表示させてHDDが認識されていることを確認します。   もし、認識されていないならば、下記をチェックしてください。   ・HDDのジャンパ設定は正しいか   ・ケーブル接続は正しいか   ・BIOSで行うHDDの認識設定は正しいか 5)下記コマンドを入力    >FDISK 6)メニューで「5.現在のハードディスクドライブを変更」を選択   表示された情報(領域とドライブ名の対応表)がHDDの仕様と合っていることを確認します。   記録して下さい。   Windows 98,Meの場合、100GB以上のHDDの容量表示は10MB単位となるので注意して下さい。   117GB=11700と表示されます。   このため、容量指定時は%で指定(12%、80%等の表現)した方が間違いが少なくなります。   http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;417363   論理MSDOS領域内の各ドライブの容量指定は、論理MSDOS領域全体を100%とした%で入力します。 7)Windows 98 は100GBを超えるHDDがこんなに早く完成するとは考えていなかったようです。   ちなみに、Windows 95 の場合は32GB以下しか認識できません。これ以上の対応は不可能です。   http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;JA;246818 8)領域を設定する。   基本領域を設定→論理領域を設定→論理領域内にドライブを設定 9)パソコンを終了する。 <HDDのドライブをフォーマットする> 10)Windows 98 起動FDから起動する。 11)次に領域をフォーマットします。   間違った領域(ドライブ)をフォーマットするとデータがすべて消去されるのでドライブを間違えないで下さい。   FDISKのメニューで「5.現在のハードディスクドライブを変更」を選択すれば全ドライブがどのHDDへ   どのように割り当てられているか確認できます。   また、対象領域の確認は下記手順でも行えます。    下記コマンドを入力する。      >DIR 対象ドライブ:    「無効なメディアの種類です。読み取り中 ドライブ :」    「中止(A),...」   上記メッセージが表示されれば未フォーマットです。   「A」を入力して、元へ戻します。→このドライブをフォーマットしてください。 12)Cドライブ相当の領域のフォーマット   HDDのフォーマットを行った後システムを書き込みたいので下記を入力します。     >FORMAT ドライブ: /S   メモリ不足と表示された場合は、取りあえずシステムへ書き込まずにフォーマットを行うことにします。     >FORMAT ドライブ: /B   と入力してフォーマットします。   後で、パソコン再起動後に下記コマンド入力によりFDDからシステムを転送します。     >SYS A: ドライブ: 13)その他の領域のフォーマットは     >FORMAT ドライブ: 14)フォーマットを反映するためにパソコンを終了します。 <Cドライブの領域をアクティブにする> 新HDDがCドライブの場合には、Cドライブの領域をアクティブにしなければ動作しません。 15)Windows 98 起動FDから起動します。 16)FDISKを実行しCドライブ領域をアクティブに設定して下さい。   「2.アクティブな領域を設定する」 17)パソコンを終了する。 これで新しいHDDから起動できます。が、プログラムが復元されていません。 <Windows 98/Me 旧HDDの内容(バックアップしていたもの)をコピーする> A1) Cドライブ以外(Windows が動作していないドライブ)のデータの復元は非常に簡単で単にコピー   すればOKです。 A2) コピーが正常に行われる場合    @Windows 上のプログラムを使用する     MERCURYさんの Disk Mirroring Tool でデータをコピーします。     このソフトは便利です。     http://www5.wisnet.ne.jp/~mercury/dmt/index.html    A Windows 上で動作しているDOS上で XCOPY コマンドでコピーする。 A3) DOS上でコピーした場合(Windows 無し)はコピーが不完全となります。   ロングファイル名はコピーされませんのでシステムの復旧ができません。   DOS上で動くロングファイル名をサポートしたソフトを使えば可能ですが面倒です。 A4) Cドライブ(Windows が動作しているドライブ)の復元は注意が必要です。   動作している自分に被せることはできません。   この場合は、2番目の Windows 98 をインストール(Dドライブ等にインストールする)し、そこから   Windows 98 を起動します。Dドライブの Windows が動作していればCドライブにプログラム、データ   を普通にコピーできますので復元できます。

SeagateのHDDの異音と振動を減衰させる(2001/4/25)
ちょっと古くて安かったSeagateのHDD(容量15GB)を買ってきました。
パソコンに取り付けて動かしてみるとディスク回転の音が耳障りでした。
また振動も大きいようでケースに固定すると振動で響きます。


<対策:騒音と振動を大幅に減少させる>

引き戸の隙間に貼りつけて使う帯び状のスポンジ(冬の寒い風を遮断するもの)をHDDの
底と両サイドへ貼ってパソコン内部へ置きました。
固定すると振動がケースに伝わってしまうので置くだけにします。

HDDはかなり発熱しますので放熱を考慮してスポンジで覆う面積を少なくします。


<結果>

音も小さくなり、また振動も感じなくなりました。

Seagateの15GBのHDDを古いパソコン用にフォーマット(2001/4/25)
ちょっと古くて安かったSeagateのHDD(容量15GB)を買ってきました。
これを1998年製のAPTIVA T9Eに取り付けました。
BIOSで見ると容量は8455MBと表示されます。BIOSが対応していません。

Seagateのホームページに、Segate用のDisk Managerがありますのでダウンロードしました。
  http://www.seagate.com/cgi-bin/discwiz.cgi

英語で表示されます。

ダウンロードしたDisk Managerを実行させると、フロッピーに専用プログラムを書き込むことができます。
このフロッピーをパソコンに挿入して電源を入れればDisk Managerが動作します。
実際の操作はIBM用と同じでした。(下記記事参照)

IBM用もSeagate用も同じOntrack社のものですが、操作対象HDDの製造メーカをチェックして間違っている場合
には警告してきます。

大容量 15.2GB HDD(ATA、E-IDEインターフェース)を古いパソコンに組み込む('99/10/24)
<大容量HDDを何に使うか>

(1)最近の大容量HDD(ATA、E−IDEインターフェース)は、PD、MO、DVD-RAM等と比べて
   ・値段が安い
   ・スピードが極端に速い

(2)用途
   ・ソフトのバックアップ
   ・画像データの保存
   ・ビデオの記録と編集


<HDDの容量>

1997年以前製造のパソコンのBIOSは、E−IDE規格のHDD(ハードディスク)では8.4GBを超える容量
に対応していません。また、メーカによっては6.4GBまでとか、4GBまでとかの制限がありました。

Ontrack Disk Manager プログラムを介在させることにより、制限を越えた大容量HDDが使用可能となります。
また、Disk Manager プログラムを介在させてもアクセス速度の低下はありません。

大容量HDDが便利なのは、Windows95OSR2(Windows95b)以後のFAT32(HDDのデータ管理)です。

古いOS(Windows95a以前)のFAT16では、大容量HDD内を複数に分けて、1つの領域サイズを
2GB以下としなければなりませんので、せっかくの大容量の価値が半減します。

また、一部の古いプログラムは、大容量HDDでトラブルを生じる可能性があります。



<手持ちの古いパソコンで15.2GB HDD>

 WOODY  1995年末の古い型

 AptivaT9E  1997年夏の古い型

へ15.2GBを取り付け、正常動作することを確認しました。

自分のパソコンが購入時のまま(細工無し)で
 8.4GBを超えるHDDに対応したものかどうかを判定するプログラムが IO-DATA のサイトで公開されています。
一度試してみて下さい。

AptivaT9Eの場合、DOS上で(Windows上のDOS窓ではない)これを実行させたところ
「お使いのパソコンで、8.4GBを超えるハードディスクを使用できます.」
という表示でしたが、Windows98のDOSからさえ大容量HDDが見えませんでした。
ところが、パソコン起動時にOntrack Disk Manager プログラムを組み込むと大容量HDDが見えました。
WOODYは、「お使いのパソコンで、8.4GBを超えるハードディスクは使用できません.」という表示でした。


<WOODY CF−32APの場合>

 6.4GB(CF-32AP固有?)までは標準のままのBIOSとハードで使用可能です。
 これを超えた容量の場合、HDDメーカが無償供給している専用のドライバプログラム Disk Manager を組み込む
 ことにより128GB程度までアクセス可能となります。


<AptivaT9Eの場合>

 ラピッドレジュームの設定を変えるか、または使用を中止する必要があります。
 大容量HDDには、ラピッドレジューム用のファイルを作成できません。標準でサポートされている容量のHDD
 (いままで付いていたもの)にラピッドレジューム用の空き(領域確保してはいけません)を残した状態で、
 DOSで起動し
   C:\IBMTOOLS\IBMPART.EXE
 を実行させて、ラピッドレジューム用の特殊な領域に変換します。

 HDDメーカが無償供給している専用のドライバプログラム Disk Manager を組み込むことにより128GB程度
 までアクセス可能となります。


<Disk Manager>

この専用ソフト Disk Manager は、Ontrack Data International社がHDDメーカにOEM供給しています。
個々のHDDメーカのHP(ホームページ)からダウンロード可能です。



<購入したHDD 15.2GB>

 メーカ  IBM
 形式   DJNA351520-UAT/B、Ultra ATA(E-IDEインターフェースで使用可)
 仕様   15.2GB(CHS 16383/16/63、LBA 30,033,360セクタ)
 回転速度 5400rpm

 価格   ¥13,800(新品です)
 購入理由 このサイズがお買い得だっただけ、これより容量が小さくても大きくても高かった

筐体に「for NEC」と書いてありました。流れ品のようです。



<手順>
改造は、自分で責任がとれる範囲で行ってください。

1.基本
  古いパソコンがサポートしていない大容量のHDDを古いパソコンで使用する場合には、

(1)HDDメーカが公開している Disk Manager のシステムでパソコンを起動して

(2)大容量HDDの領域確保とフォーマットを行います。
   大容量HDDには、OS付属の FDISK.EXE および FORMAT.EXE を使ってはいけません。

(3)システム起動ディスク(パソコン起動に使うHDDおよびFDD)に Disk Manager のシステムを書き込みます。

   この操作は最初立ち上げた Disk Manager から行います。
   また、後から Disk Manager を起動して書き込むこともできます。

2.今回はIBMのサイト(HDDメーカと同じサイトとすること)から Disk Manager をダウンロードします。

  サイト:http://www.storage.ibm.com/techsup/hddtech/welcome.htm

  説明は、全て英語です。

3.FD(フロッピーディスク)へ Disk Manager を書き込み後、このFDからパソコンを起動しHDDの初期化操作
  を行います。HDDの初期化操作終了後は、以前と同じ使用法となります。
  下記(1)から(4)までは、現在のパソコンのままで操作して下さい。

(1)ibm-dm.exeをダブルクリックする。
(2)フォーマットしたFD(フロッピーディスク)をFDDへ入れる。
(3)以下を選択する。
   CONTINUE
   Yes
   Start
     IBM Disk Manager がFDに作成される。
   Done

(4)Windowsを終了し、パソコンの電源を切る。


(5)大容量HDD(ハードディスクドライブ)と交換する。
   設定を行う。
   マスタ/スレーブ設定の確認を忘れないこと。
   設定のし方はHDDの筐体に貼られたラベルを見ればよい。


----- ここの(6)〜(9)はWOODY CF−32APの場合 -----
(6)CF32APユーティリティディスクを挿入し、電源ON
(7)SETUP32 /F   ←CF-32APがシステムの構成を検査し内部情報を書き換える
    パソコンが自動で再起動した。
(8)パソコンの電源を切る。
(9)CF32APユーティリティディスクを抜く。




(10)上記(3)で作成した IBM Disk ManagerFDをパソコンのドライブに入れてから電源を入れる。
(11)「Enter」を押した。
(12)もう一度「Enter」を押した。

(13)「(E)asy Disk Installation」を選択
    「Enter」を押した。

    第1ドライブを起動可能とするために、Disk ManagerFDから
    全ての必要なファイルをコピーします。

(14)Disk Manager found 1 drive.
    1)IBM-DJNA-351520
    と表示された。正解である。

    (Y)ES
    「Enter」を押した。

(15)Select the operating system you are using or plan to install.

    Windows 98 (or Windows 95 OSR2)を選んで
    「Enter」を押した。

(16)Disk Manager can format your hard drive using the 32-bit FAT file system.

    (Y)ES
    「Enter」を押した。

(17)Ready to install Disk 1, IBM-DJNA-351520.
    It has a formatted capacity of 15373.0 MB. ←成功です

    (Y)ES
    「Enter」を押した。

(18)数秒経過して

    DISK 1 has been successfully installed!
    The partitions that has been created are now formatted.
    Each partition will be accessible as a logical drive letter after rebooting.
    と表示されましたから成功です。

    「Enter」を押した。

(19)下記<Disk Managerプログラムを含まないディスクから起動してDisk Managerを介入させる方法>
    が表示された。

    「OS起動ディスクを修正するならばALT-Cを押しなさい。
     他のキーを押した場合は、スキップします。
     後で、Disk Managerから同様のことができます。」

    「Enter」を押した。

(20)Disk Managerが終了しました。
    ドライブAからディスクを抜いてください。

(21)これで、大容量HDDのフォーマットが終了し、Disk Manager プログラムが書き込まれました。
     ・この大容量HDDへファイルをコピーする、または
     ・Windows98をインストールする。
    等を行います。



<WOODY CF−32APの場合の特殊操作>
   WOODYの場合は、パソコンのBIOSの設定変更を故意に行わせるために若干の
   操作が必要です。

(1)上記3.(6)〜(9)は、WOODY CF−32AP固有の必要操作です。

(2)プライマリIDEポートに2台のHDDを接続している場合は、WOODY CF32-APの
   ユーティリティディスクを挿入した後、パソコンを再起動し下記を入力して下さい。
   1度行えばOKです。

      SETUP32 /CMOS 12 FF
      SETUP32 /CMOS 1A xx

   注記)これを入力しない場合、Windows98で2台目のHDDが認識されません。
      DOSでは、認識されますが...Windows起動途中から見えなくなります。
      私の場合は、パソコンがハングアップしました。




<Disk Managerプログラムを含まないディスクから起動してDisk Managerを介入させる方法>

 Ontrack Disk Manager プログラムを含まないディスク(FD)から起動して、大容量HDDを認識
 するには、下記3手順どおりにすること。手順を間違えると、OSからHDDがアクセスできません。

 1)ドライブAにディスクがあるならば抜いて電源を入れてパソコンを起動する。

 2)HDD(Disk Managerをインストールしてある)から起動し、HDD内のOntrackプログラムが
   実行され青色のOntrackバナーが表示されたらできるだけ早く「スペース」を押す。

 3)ドライブAにOS起動ディスクを挿入した後、「スペース」を押す。




<以前のOS起動ディスクをDisk Manager対応にする>

 1)今まで使っていたOS起動ディスク(FD)にプログラムを書き込んでDisk Manager対応
   (古いパソコンでDisk ManagerでフォーマットしたHDDが見える)にすることができます。

 2)Ontrack Disk Manager を実行させてメニューを見ながら操作すれば、ディスクに書き込む
   ことができます。

   DiskManagerで
     (A)dvanced Options
       → (M)aintenance Options
          → (D)ynamic Drive Overlay

 3)Ontrack Disk Manager フロッピーを挿入して起動した場合はそのまま動作しますが、
   先にMSDOSを起動していて、途中から「DM」と打ちこんで Disk Manager を起動したい場合
   は、あらかじめMSDOSを英語モードで動作させて下さい。
   このためには、MSDOSで「US」と入力します。
   (Ontrack Disk Manager は日本語モードでは、文字が見えません)



<HDDの内容をそっくり新しいドライブへコピーする「FILECOPY」>
   Disk Manager のバージョンによって入っているプログラムが異なっていました
    Seagate Disk Manager V9.54の場合は FILECOPY
    IBM Disk Manager V9.47の場合も FILECOPY
    IBM Disk Manager V9.55の場合は OCOPY
   名前は異なっていますが機能は似ています。

 1)Disk Manager フロッピーの中に「FILECOPY」というプログラムが標準で入って
   います。このプログラムは
   ・HDDの内容をそっくり別ドライブへコピーする。
   ・今まで起動に使っていたHDDの内容をコピーすると、新しいHDDから起動可能となる。
    (電源を切って、新しいHDDをマスタに変更後ですが)
   ・ロングファイル名もそのままコピーする。
   ・MSDOS、Windowsどちらでも動作する。
   というもので便利です。

 2)実行は、Disk Manager フロッピーを挿入してパソコンを起動後
     FILECOPY
   と入力します。
   英語ですが操作は簡単です。




<Dドライブにレジューム専用領域を作ってラピッドレジューム>

 1)Cドライブを大容量とした場合、C:\_IBMSAVE.DATファイルを使用したラピッドレジューム不可

   大容量ドライブをCドライブとした→ラピッドレジュームが効かない。その他の動作は正常。

   ラピッドレジュームをOFFにした。
   _IBMSAVE.DATファイルを削除→パソコンを終了→電源OFF

 2)新しい大容量HDD(Cドライブ、マスタ)の他に、いままで使っていた旧型HDDをDドライブ
   (スレーブ)に追加した。

 3)Windows98起動FDから起動して、Dドライブの領域割り当てを変更した。
   Aptivaのメインメモリ容量が64MBならば70MBを残して、FDISKを使用して領域確保
   →フォーマットする。
   70MBは、この段階では単に空けておくだけとする。

 4)パソコンを再起動する。
   FDISKを使って、ラピッドレジューム区画を作ろうとしているのが何番目かを調べる。

   1番目ならば  C:\IBMTOOLS\IBMPART.EXE C
   2番目ならば  C:\IBMTOOLS\IBMPART.EXE D

   を入力する。実際のドライブ名称ではないので十分に注意すること。

 5)FDを抜き、パソコンを起動する。
   スタンバイ時間を設定する。
   ラピッドレジューム時間を設定する。
   パソコンを終了し、再起動する。

 6)ラピッドレジュームが正常に動作するか確認...OK

   わが家のAptivaの場合の時間は、かなり長かった...
   レジューム停止45秒
   レジューム復帰1分45秒




<HDDアクセス速度>

AptivaT9Eに初めからついていたHDD4.3GBの場合
  Read  6.2MB/sec
  Write 6.2MB/sec

15.2GBに交換後は
  Read  11.5MB/sec
  Write  9.6MB/sec

となり15.2GBの方が断然速い結果でした。

===========Aptiva Pentium MMX/200MHz==================
 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 2.610  ★ ★ ★ 
使用機種   
Processor  Pentium(MMX) 200.4MHz [GenuineIntel family 5 model 4 step 4] 
解像度     1024x768 65536色(16Bit)  
Display    ATI Rage II+ PCI (ati_m64)
Memory     64,592Kbyte
OS         Windows 98 4.10 (Build: 1998)  

HDC = Intel 82371SB PCI Bus Master IDE Controller
HDC = プライマリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
HDC = セカンダリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)

-----標準付属のHDD:4.3GB-----
結論)Ontrack Disk Managerで領域確保しても、Fdiskで領域確保してもどちらもHDDアクセス速度は同じ

        ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write Memory Drive
@FDISK 6807 11593 12316 10711  2567  4798   100   4  6171  6202 11533  C:10MB

 Ontrack Disk Managerで領域確保、フォーマット
A      6874 11590 12307 10712  2557  5323   100   4  6167  6239 11600  C:10MB


-----HDD:全15.2GB(ドライブCは5GB)-----
Ontrack DMで領域確保、フォーマット
      ALL   浮    整    矩    円   Text Scroll DD  Read Write Memory Drive
B1回目 7969 11590 12313 10710  2577  5314   100   4 11543  9605 11424  C:10MB
C2回目 7978 11589 12308 10709  2577  5317   100   4 11609  9614 11593  C:10MB

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